賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

JAL516便の奇跡

 

昨2日の羽田空港における日航機と海上保安庁の航空機が衝突し炎上した事故はまさに衝撃的なものだった。現段階では事故原因が確定していないものの、どうも何らかのヒューマンエラーによるものという疑いが濃厚である。

 

炎上したJAL516便(エアバスA350型機)の映像を見る限り、あの衝突から激しく炎上する中でよく機体が停止できたと感心する。そして燃えさかる炎と煙の中で乗客乗員379人が全員脱出できたというのは、もう奇跡と言ってよいだろう。

 

日本航空は日頃より乗務員関係者による緊急脱出の訓練を続けており、その成果が現実の非常時に表れたという事と、また乗客も炎と煙の中、パニックに陥らず順番を守り粛々と脱出した事は称賛に値する。

 

本件で乗客の立場から得られる教訓は、緊急時にどれだけ自制心を持てるか、そして秩序を保ちつつ素早く行動できるかという点であろうか。

 

脱出に際しては文字通り身一つで機外に出るため、預けた荷物は勿論のこと座席の上の荷物棚に入れた鞄や小型スーツケースなども持ち出せない。したがって財布や自宅の鍵など失くして困るモノは絶対に身に付けておいた方がいいだろう。

 

「明日は我が身」と思い、日頃から非常事態への対応を思い描くべきか。

 

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