
(香港夜景、以下筆者撮影)
実質的な治安維持法である「香港国家安全法」によって香港政府=中共の厳重な監視下にありながら2020年7月11,12の両日に行われた香港泛民主派陣営による立法会議員選挙予備選。
この予備選は単なる候補者調整のための党派内予備選に過ぎないものだったが、人口740万人の香港において参加した投票者数は61万人と総人口の1割弱の人々が集まったのは奇跡的な事件だった。
しかしこれが“国家転覆罪”に当たる…として中共の意を受けた香港政府は予備選に関わった民主派政治家や関係者を次々に逮捕拘禁するという悪行に出た。
(ご参考)2021年1月7日エントリー
<香港:選挙対策すると国家転覆罪…>
(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2021/01/07/132947 )
そして判決が4年経った19日に出たのである。
ロイター11月19日配信記事↓
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香港、民主派45人に最高10年の禁錮刑 議会選巡る国安法違反で
(https://jp.reuters.com/world/taiwan/FJ3FTGBT7JOYVO27CQBYRID3I4-2024-11-19/ )
[香港 19日 ロイター] - 2020年の香港立法会(議会)選挙に向け非公式の「予備選」を実施した民主派活動家が起訴された事件の公判で、香港高等法院(高裁)は19日、有罪とした被告45人に最高10年の禁錮刑を言い渡した。(以下略)
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この予備選の企画と運営に参画して「主犯格」と決めつけられた元香港大学・法律系准教授の戴耀廷(ベニー・タイ)氏(60)には最高の禁錮10年が言い渡された。
氏は2014年の香港「雨傘運動」において香港島国際金融街・中環(セントラル)の占拠、つまり「佔領中環」~「和平佔中運動」(略して「佔中」)計画の発起人の一人である。

※戴耀廷氏が著した理論書『佔領中環』(香港・天窗出版社、2013年7月初版)
筆者は2014年10月、この戴耀廷氏に会ったことがある。当時民主派学生たちが占拠していた香港島のオフィス街で載氏は民主派ネットメディアのインタビューを受けており、それが終わった直後声を掛けたのである。

(中央が戴氏)
当方が応援のため日本から来たと話しかけると氏はえらく喜んでいたことを思い出す。その戴氏が禁錮10年とは…。
記事にあるように判決当日の裁判所の前には傍聴希望の人が数百人集まり、関心の深さを物語っていた。大多数の香港市民は沈黙しているが、決して全面屈服した訳ではない。「時を待つ」とは言い得て妙である。
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