「セシウムは比重が重いから、遠くには飛散しない」
云々と解説していたコメンテーターがいた。
「プルトニウムは重いから飛ばない。直ちに人体には影響ない」
云々と言っていた識者がいた。
云々と言っていた学者がいた。
そして12日の、このニュース。
朝日ドットコム10月12日03時32分配信記事↓
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横浜でストロンチウム検出 100キロ圏外では初
横浜市港北区のマンション屋上の堆積(たいせき)物から、195ベクレル(1キロあたり)のストロンチウムを、民間の分析機関が検出した。東京電力福島第一原発事故で放出されたとみられ、結果の報告を受けた横浜市は、再検査を始めた。
場所は築7年の5階建てマンション屋上。7月、溝にたまった堆積物を住民が採取し、横浜市鶴見区の分析機関「同位体研究所」で測定した。放射性物質が蓄積しやすい条件とみられるため単純に比較できないが、4~5月に福島市内の土壌から検出された77ベクレルと比べても高い値だ。
同じ堆積物からは6万3434ベクレル(1キロあたり)のセシウムも検出。私有地であることを理由に公表していないが、市衛生研究所でのセシウムの再検査でも、同じ堆積物から10万5600ベクレルが検出された。(以上引用)
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たしか枝野大臣(当時、官房長官)曰く、
「た…ただちに影響はありません」
なるほど、間違った発言ではなかった。今迄に内部被曝で即死した人はいない。
しかし、そろそろ影響が出るという事である。
参考までに各物質の比重は以下の通り。
・ヨウ素の比重は、4.9
・セシウム137の比重は、1.9
・プルトニウムの比重は、19.816
・ストロンチウムの比重は、2.63
ちなみに、
アルミニウムは、2.7
鉄は、7.9
鉛は、11.34
銅は、8.94
銀は、10.49
純金は、19.3
ウランは、19.1
ストロンチウムはセシウムと一緒に放出されるが、ベータ線しか出さないので分析検出が困難という。そこでセシウムとの存在比率によって、ストロンチウムの量が推定できる由。またチェルノブイリの知見によると、ストロンチウム90の放出量はセシウム137の一割程度だったという。
食物連鎖を通じた内部被曝の観点から考えると、水質汚染と食品汚染で体内に取り込まれる危険がある。従って地表部分の除染に加え、政府・東電が今までに海洋へ垂れ流した汚染水による海洋生物への影響を重要視しなければなるまい。
特に児童や10代20代の若者たちの健康について、絶対に安全を確保しなければならない。
ところがなんと、横浜市は小学校の学校給食に福島産食材を使用している由。
子供たちは地表部分の被曝に加えて内部被曝の危険性もあるという、“人体実験”のモルモット扱い・・・。
人体実験と言えば、先月、がん征圧の功労者に贈られる「朝日がん大賞」を受賞した山下俊一・長崎大教授(福島県立医科大学の副学長を兼務)は札幌医科大の高田純教授と並ぶ東日本核汚染安全論者だが、ドイツの週刊誌『デア・シュピーゲル』8月15日号で、
「200万人の福島県民すべてが被験者です。科学界に記録を打ち立てる大事業になるでしょう」
云々と本音を漏らした由。
政府が情報を隠蔽し報道統制していたのも、格好の人体実験と看做していたからに他ならない。なにしろ放射線医療研究は普通、人体実験なんぞ出来ないのだから。
福島県の人口変動は大都市圏に比べて激しいものではないから、福島の“モルモット”達からは長期間の追跡調査によって、詳細にわたるデータが蓄積できるであろう。
所詮、政府・民主党、東電、研究者たちにとって日本国民とは、単なるモルモットに過ぎないのだろう。
理由は簡単。彼らが支持している民主党が政権与党であるから、児童生徒の被曝危険性を叫んで政府与党の足を引っ張る事はしない、それだけの話ではないか。
野田が若干、保守的傾向を示している事をもって、特に保守層が性懲りもなく騙されているように見受けられる。しかし野田は民主党本体にとって単なるダミーに過ぎない。
連中は第一目的の「政権を盗る」を実現し、その後の国家運営については
「現・日本国の破壊と改変」
という目標に沿って着々と布石を打っている。核汚染の拡大放置もその一つであるが、それに気付かずノホホンとしている日本国民が愚かなのである。
民主党政権は福島原発による東日本核汚染を奇貨として、日本人、特に放射能の影響を受けやすい子供たちを撃滅し、震災増税で国民から金を捲き上げ、汚染された土地を国有地化し、除染後には中韓からの移民を呼び込んで、日本乗っ取りの一助とせんと画策しているのだろう。
これでいい筈は、ない。
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