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愚行! 仙台市のパンダ賃借り

 
・アフォ過ぎる「パンダで復興支援」
 
また仙台市が愚行を犯そうとしている。“また”と言うのは、以前にも似たような構想を実行しようとした前歴があるからだ。その名も「仙台中華街構想」(※)。
チャイナ・マネーを誘致しようとする構想だった。
 
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(※1「仙台に「中華街」建設検討 中国企業初の大型商業施設」
共同通信 2005412日付記事)より、
~中国浙江省の投資グループ、中瑞財団が仙台市に大型商業施設「仙台空中中華街」(延べ床面積5万6800平方メートル)の建設を検討していることが12日、分かった~
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(※2草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN  2006/7/26
JALに見る領土意識の欠落 ~ 国境の島・対馬ルポ(2)
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しかし当時の仙台市長・梅原克彦氏は極めて正しい判断力を持った人物で、この愚挙を一蹴した。梅原氏曰く、
「政府も党も軍も財閥も一つにまとまっている中国人社会の怖さを知るべきだ」、「中国人社会に土地が渡れば、治安上のリスクになりかねない」
 
地元経済界らは中国人に依存した経済活性化を目論んでいたが、こんなのが出来れば池袋や江戸川区某所(警官も踏み込めない!)の例のように酷い有様になるのは目に見えていた。
 
今回のパンダ賃借りは、この「中華街構想」よりも愚かであると言えよう。現市長と市当局は「子供の癒しのため」に、中共へ多額のレンタル料金およびパンダの餌代を支払おうとしている。中華街なら金儲けも可能だが、パンダで金儲けは出来ないにもかかわらず。
 
河北新報1017配信記事
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仙台市がパンダ貸与要請 対中交渉、政府後押し
仙台市が市八木山動物公園太白区)でジャイアントパンダの飼育を希望し、日本政府が中国に対し貸し出し要請を検討していることが16日分かった。市側は東日本大震災で傷ついた子どもたちを癒やしたいと中国側との交渉を開始、日本政府にも後押しを依頼した。複数の政府関係者が明らかにした。
 仙台市はつがいの2頭を要望している。中国の温家宝首相が5月下旬に日中韓首脳会談で来日し被災地を訪れた際、出会った女子児童が「パンダが大好きで旅行のたびに見に行く」と手紙を書き、温氏から返事が届いたとの報道が貸与要請のきっかけだったという。(以下略)
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昨日のテレ朝「ニュースステーション」でも本件を報道していたが、肝心のレンタル料金については一切触れていなかった。まるで中国が無償で貸し出すかのような内容。それに比べると、河北新報は記事最後に
 
[国内のパンダ]1972年10月に日中国交正常化を記念してカンカンとランランの2頭が中国から贈られたのが最初。現在、東京・上野動物園の2頭のほか、神戸市立王子動物園に1頭、和歌山県のレジャー施設「アドベンチャーワールド」に8頭がいる。中国は贈呈から、レンタル料を受け取り貸与する方式に切り替えており、日本生まれの子どもを含め所有権はいずれも中国にある。今年4月に一般公開された上野の2頭は10年間の借り受けで、年間計95万ドル(約7300万円)を中国に支払う。(引用)
 
と書いているだけマシか。
 
上野のパンダの金額は年間1頭当たり約8,000万円。これに餌代が1日1頭当たり1万1千円、つまり年間1頭当たり約400万円。加えて動物園の維持管理費も増加する。
 
この中共当局へ支払う貸出し料は、何処から捻出するのだろうか。
 
国内外からの義捐金か?
それとも復興増税から充当するのか?
 
筆者が公私の関係で得た情報によれば、宮城県の被災者が入居している仮設住宅には随分と欠陥がある由。先日の台風等に弱く、また冬場に向けての防寒対策が不十分という評価であった。しかし仙台市は、パンダ様のためには住民の劣悪な住環境も止む無しと考えているのだろう。凄い事だ。
 
そして民主党政権はどういう訳か、いつも「中国、韓国」が絡む話には素早い対応を見せるのである。
 
時事通信1017配信記事
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仙台にパンダを=対中交渉を後押し―藤村官房長官
 藤村修官房長官17日午前の記者会見で、仙台市が中国政府にジャイアントパンダの貸し出しを求めていることを明らかにした。その上で、「対中交渉の後押しをしており、実現すれば喜ばしい」と述べ、政府としても中国側に働き掛けていく考えを示した。 パンダの貸し出しを要請しているのは、同市立八木山動物公園奥山恵美子市長は同日、市役所内で記者団に「被災地の子どもを元気づけることを主眼に置いている」と語った。(以上引用)
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そもそも民主党中国共産党と提携関係にある。これは自らHPの中でも謳っている。そして結構な数の民主党議員の出が半島系、および半島系と利害関係を築いているし、職員・支援者もそちらの系統多数であるから、必然的に親分・中韓朝のご機嫌を取る方向へ行ってしまうのである。
 
そんなに中共へパンダ賃貸料を支払いたいのなら、仙台市長と民主党議員、支持者が全員で私財をはたくべきだ(政党が支払うのは不可。政党助成金=税金が回されるから)。もしくは復興増税の中に「パンダ税」という任意税を設けて、民主党員全員と民主党各議員の後援会メンバーや「支払いたい!」という者から徴税するのもいいだろう。
 
「こども」をダシにすればパンダでも何でも通ると思っているのであれば、それは大きな間違いである。
 
そんなに被災地の子供たちへ「パンダ」を見せたいのだったら、野田首相や枝野経産相がパンダの着ぐるみに笹竹を担いで、仙台と被災地全域へ行けばいいだけの話。
 
さらに伊達政宗を藩祖とする仙台藩伊達家の家紋は、「竹に雀」紋。これにあやかって、民主党ロゴマーク「竹にパンダ」紋へ変えればいい。
 
イメージ 1 ⇒ イメージ 2
 
たぶん内閣支持率も多少はアップするのではないか?
 
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