朝日新聞5月7日13時1分配信記事↓
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竹山修身・堺市長が、大阪維新の会が進める大阪都構想への参加是非を堺市民に問う住民投票を今秋の堺市長選との同日実施で検討していることについて、橋下徹・大阪市長は7日、「都構想の内容を(制度設計のための)法定協議会で議論し始めたところで堺市民に説明できない。中身もわからない段階での住民投票なんてばかげている。完全に竹山市長の選挙運動のためのものだ」と批判した。
橋下氏は市長選で禁止される戸別訪問が住民投票で認められるケースが多いため、「完全に公職選挙法の脱法行為。政治と行政の区分けができていない」とも批判。「堺市民も投票した大阪府知事・大阪市長ダブル選挙で都構想の方向性は信任を受けた」と指摘した。(以上引用、太字は筆者による)
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上記の竹山市長への発言は、どう考えても大阪府民をバカにしたものにしか聞こえない。自らが推進している『大阪都構想』の中身を「わからない」と言いながら、「大阪府知事・大阪市長ダブル選挙で都構想の方向性は信任を受けた」と言っているのは、要するに
「大阪府民は都構想の中身を知らんでいい」
「それでも府民は私(橋下)に全権を委任したのだ」
と言っているようなものではないか。
そしてもっと愕然としそうなのは、そもそも橋下氏自身が本当に『大阪都構想』について何の考えも無いのではないか・・・という事である。
政治家は「自分のことばで語る」のが大切だが、その言葉とは自らの思想構想が反映されたものでなければ嘘である。その点、中身の無い『大阪都構想』よりは『カジノ構想』の方がなんぼかマシ。橋下氏には脊髄反射ではなく、少しは考えてモノを言う姿勢が必要なのではないだろうか。
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