賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

マカオ G2E Asia 2014 異聞

 
 
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(「ザ・ヴェネチアン・マカオ」)
 
先日来エントリーでご紹介しているG2E Asia 2014の会場が、米サンズ社の展開する「ザ・ヴェネチアン・マカオ」。研究発表会の空き時間に、ここのカジノへ半年ぶりに足を運んだのだが、どうも感心できない出来事がいくつかあった。
 
ひとつは、カジノ内でスマホタブレットを使って写真を撮っている客が複数いたこと。写真・映像撮影は厳禁のはずだが、モラルのない客が平然と撮っている。それを取り締まる係員はいるにはいるのだが、なにぶん世界一広い面積のカジノときているから、目が届かないのも仕方ないのだろう。
 
そしてもう一つ残念だったのが、カジノ場内に私娼、つまり売春婦が多数入り込んでいること。売春婦が多数たむろしているので有名なホテル・リスボア内の「カジノ・リスボア」の場合、カジノ場外のショッピング回廊を「回遊魚」よろしく移動しながら客を物色している。しかし「ザ・ヴェネチアン・マカオ」の場合は場内のあちこちに、さりげない雰囲気で潜んで声をかけてくるのである。
 
カジノの内外には監視カメラが多数設置されている(はず)なのに、売春婦も排除できないとはちょっと信じられない。もしかしたらイカサマ専門に取り締まりを行っているので、売春婦程度は余程のことがない限り放置しているのかも知れないが。
 
しかし厳禁行為の横行や売春婦の出没は、間違いなくカジノおよびカジノリゾートの評判を低下させる原因となる。特に売春婦の出没は2007年「ザ・ヴェネチアン・マカオ」オープン後しばらくしてから発生している話で、サンズ社としても頭の痛い問題であることは想像に難くない。
 
大多数のカジノ入場者にとってカジノは楽しく遊ぶための場所である。無用のトラブルに遭遇するために来るのではないのだから、取り締まりを強化してもらいたい。
 
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