賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

中川昭一氏死去から7年

 
国士・中川昭一先生が亡くなって7年が経つ。
 
去る平成21年(2009年)104日、元財務大臣中川昭一氏は東京都世田谷区の自宅寝室で死亡しているのが発見された。死因は当初「急性心筋梗塞」と説明されていたが、現在に至るも確定していない。
 
中川氏は「人権擁護法案」反対、外国人参政権反対、移民の大量導入反対、また核武装議論推進論者であり、更には親台湾派として李登輝氏と親交を結んでいた。
 
そして氏は対馬などの国境離島問題、海洋権益の保護にも取り組んでいた。私の加盟している日本会議対馬問題に本格的に取り組んだのが、平成19年の夏。それを承けて超党派の「領土議連」と中川氏を会長とする自民党の「真・保守政策研究会」が平成201220日に行った対馬視察で、「国境離島新法」プロジェクトが進んだのである。
 
(今だから明かすが、そもそも日本会議内で平成18年に対馬問題を強硬に提起したのは、この私だった。その結果、全国の地方議員有志が対馬を視察し、産経新聞が動き、「領土議連」が動いた。当時のサヨク達は対馬問題でも反日姿勢で、問題提起したのが産経だと決めつけていた。全ての原動力がまさか一民間人の私だったとは、彼らも判らなかったようである。)
 
このように氏は明快な保守政治家ではあるが、従来の親米保守とは一線を画していた。アメリカは特に氏の経済姿勢に対して、神経を尖らせていた。
 
中川氏死亡の伏線として挙げられるのは、
 
20092月、ローマで開かれたG7の財務大臣中央銀行総裁会議における、いわゆる『酩酊会見』
 
●同年6月にイタリアで起きた、財務省職員が関わる「13兆円米国債偽造事件」
 
両件とも今から振り返ると、謀略の匂いがプンプンする事件ではあった。特にローマでの事件、あれに関わった財務省の玉木林太郎国際金融局長(当時)、篠原尚之財務官(当時)、そして読売新聞経済部の越前屋知子記者(当時)は今、どこにいるのだろうか?
 
そして奇しくも今日、「一服盛る」という共通の出来事がニュースに。
 
時事通信104日配信記事↓
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米当局者、薬物盛られる=ロシアで国際会議参加中
 
【モスクワ時事】米政府系メディアは3日、昨年11月上旬にロシア第2の都市サンクトペテルブルクで国連が主催した汚職問題に関する国際会議の際、出席した米当局者2人が滞在先のホテルのバーで薬物を混入されたと伝えた。
国務省は、ロシア当局による嫌がらせがエスカレートしたものと断定し抗議したが、ロシア側は「証拠がないので捜査に協力できない」と回答したという。
米政府系メディアによると、米当局者2人は同じホテルで別々に被害に遭った。意識を失わせる薬物を飲み物に混入され、うち1人は医療機関に搬送された。血液などを採取しようとしたところ、この医療機関で原因不明の停電が発生し、証拠となる検体は得られなかった。
2012年にプーチン政権3期目に入ってから、米ロ関係が悪化して米側への嫌がらせが増加。今年6月には米外交官がモスクワで警官に暴行を受けた。(以上引用)
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薬物混入やら何やらの「謀」に血道をあげる者は、同じ「謀」で足元を掬われるのである。ロシアも大概だが、米国も“自業自得”ではないのか?
 
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