政治家たるもの、一国を任せるに足る最高責任者として誰が相応しいかを常々考えているものであり、またそうあらねばならない筈だ。
まして政治理念、国家戦略を共にしている者の集まりである「政党」に所属する者であれば、政権を獲った場合は普通、自党のトップを首班指名する。
時事通信10月2日配信記事↓
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希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は2日、時事通信のインタビューに応じ、衆院選について過半数の候補者を擁立し、政権交代を目指す考えを示した。自身の出馬については「都知事の責任を果たしながら、都でできることをやることが日本のモデルになる」と重ねて否定した。(以上引用)
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私見だが、おそらくヒントは小池氏の経歴(カイロ大卒)に隠されている。
参考になるのは、アラブ連合共和国の初代大統領ガマール・アブドゥル=ナーセルの権力掌握過程と、トルコ共和国の初代大統領ムスタファ・ケマル・アタテュルク(ケマルパシャ)の手法であろう。
私の大学時代の卒論指導教官は、かつて第四次中東戦争の時に駐エジプト大使を務めた高橋通敏先生だった。まさか学生時代に教わった近代中東政治史の世界が、目の前に繰り広げられる事になりそうとは。
民進党の崩壊は単なる序章に過ぎない。今後はすべての日本人が、小池の中東的政治に振り回されることになるだろう。
(ご参考)
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