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港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

危険食品「お餅」をいつ規制するのか?

 
香港島銅鑼湾(コーズウェイベイ)の『そごう』地下食品売り場では、大抵の日本食品が手に入る。
 
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正月なので餅を買って喰っていたところ、差し歯が取れそうになった。恐るべきはお餅の粘着力、やはり注意が必要な危険食品のひとつである。
 
そして正月の風物詩となった感のあるのが、年寄りが「餅を詰まらせる」事故。今年も早速発生しているとは。
 
産経新聞11日配信記事↓
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餅詰まらせ男女10人搬送、東京消防庁
東京消防庁は1日、餅をのどに詰まらせる事故で、東京都内に住む55~90歳の男女計10人(午後3時現在)が救急搬送されたと発表した。うち6人が心肺停止などの重篤な症状だったといい、同庁では「餅は小さく切り、ゆっくりと噛んでから飲み込んでほしい」と注意を呼びかけている。
同庁によると、平成24~28年の5年間で、餅をのどに詰まらせる事故で救急搬送された人は計542人に上っており、65歳以上の高齢者が約9割を占めている。(以上引用)
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以前にも述べたが、10年前の2008年に「こんにゃくゼリー」を飲み込んで幼児が窒息死するという事故が発生し、製造メーカーのマンナンライフ社とこんにゃくゼリー叩きが、日本共産党に近い消費者団体と野田聖子ら政治家により進められた。
 
所謂、こんにゃくゼリー」騒動である。
 
その「消費者主役の新行政組織実現全国会議」(ユニカねっと)はこんな主張をしていた。↓
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作ろうよ!消費者目線の新組織
ギョーザへの薬物混入、こんにゃくゼリーなど恐ろしい食品被害
ミートホープ、住宅建材、古紙配合率などなくならない偽装表示
ファンヒーター、ガス湯沸かし器、シュレッダーなど痛ましい製品事故
NOVA、ロコロンドン取引、大和都市管財など大規模な悪質商法被害
私たち消費者のいのち、健康、財産、おだやかな生活をおびやかす被害が次々に起こっているのに、行政は、被害者がたくさん出てからやっと対策をとるということを繰返しています。
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更にマンナンライフ社がこんにゃくゼリーの販売を再開する際に、ユニカねっとは安全性が確認されるまで製造・販売を見送るよう声明を出していた。
 
この伝でゆけば、毎年繰り返される「餅を詰まらせる死亡事件」は「お餅」という恐ろしい食品の危険性を十分に示しているものではないのか?
 
当年とって55歳の筆者の差し歯が取れそうになった位だから、「お餅」は幼児や高齢者にとって極めて危険である・・・と消費者団体や野田聖子議員は「こんにゃくゼリー」の時と同様に主張するべきではないか?
 
そして「お餅」の安全性が確認されるまで、製造・販売を見送るよう声明を出すのが筋ではないだろうか?
 
それが出来ない、もしくはする気もないのなら、あのこんにゃくゼリー」騒動 はいったい何だったのか…という事になる。
 
筆者からのリクエストとしては、自民党の野田氏だけでなく、目出度く立憲党入りした山尾、蓮舫や、民進安住、小西の各氏らに是非、国民目線とやらで「お餅」の危険性を国会で追及して頂きたいものである(お餅の危険性追及なんて、正気の人間には出来ないから)。
 

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