拡大する新型肺炎に、さしもの中国政府も海外渡航団体客への規制を開始。ところが我が国では帰国第一便の帰国者の内、検査を拒否して自宅に帰った御仁が２名いたという。
産経新聞1月30日配信記事↓
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首相、帰国邦人の受診拒否「残念」 ２便以降の搭乗者には確認
産経新聞1/30(木) 10:47配信
(https://www.sankei.com/politics/news/200130/plt2001300009-n1.html )
安倍晋三首相は３０日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け中国・武漢市から政府のチャーター機で２９日に帰国した邦人のうち、２人が感染の有無を調べる検査を拒否したことについて「残念だ。本人のためだと説得したが、法的拘束力がないということで、この結果になった」と述べた。第２便以降のチャーター機で帰国する邦人に関しては「明確に（受診の）確認を取っている」とした。
首相は、感染拡大で観光などへの影響が懸念されることについて「経済的な影響を注視する必要がある」と指摘した。そのうえで、「基本は国民の命と健康を守ることを最優先に、やるべきことは躊躇（ちゅうちょ）なく決断していきたい」と強調した。(以下略)
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果たして「残念」で済む事だろうか？
誰がどう考えてもおかしいのではないか？
そしてこの期に及んでも「経済的な影響を注視する必要がある」とは、開いた口がふさがらない。前のエントリーでも述べたが、国民の生命健康を二の次にしてでもインバウンド観光客の落とすカネが大切なのだろうか？
「基本は国民の命と健康を守ることを最優先に、やるべきことは躊躇（ちゅうちょ）なく決断していきたい」と自ら述べているのだから、この「有事」に対して人権がどうのこうのとか抜かすのではなく、強権発動と罵られようが「有事斬然、無事澄然」、スパッと決断し実行することが必要ではないだろうか。
検査拒否の２名は無論のこと、とろい対応の安倍政権もまた中国以下の輩としか思えないのである。
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