賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

違法賭博もコロナのせいか?


政府が気前よくカネを配りだしたこともあって、こうなりゃ何でも中共コロナを理由に出来る風潮が蔓延し始めたか?

 

読売新聞6月14日配信記事↓
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「コロナで収入減りもうけたかった」バカラ賭博店摘発、従業員・客18人逮捕
(https://www.yomiuri.co.jp/national/20200614-OYT1T50117/ )

埼玉県警は14日、同県川口市バカラ賭博店「Circus(サーカス)」を摘発し、同県蕨市南町、花谷智裕容疑者(50)ら従業員13人を賭博開帳図利・同ほう助容疑で、客5人を賭博容疑で逮捕したと発表した。(中略)
県警幹部によると、同店は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の発令中も営業しており、客の1人は「コロナの影響で収入が減り、もうけたかった」と話しているという。
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確かにマカオやラスベガスなど正規カジノに於ける百家楽(バカラ)の確率は、

 

閒家(PLAYER)が勝つ確率: 44.6247% 
莊家(BANKER)が勝つ確率: 45.8597% 
和(TIE)の確率: 9.5156% 

 

若干バンカーが有利のように見えるが、バンカー勝利の場合には胴元(ハウス)側が配当から5%のコミッションを取るので、プレイヤーとバンカーの実質勝率はほぼ同じ。博奕としては手堅いゲームなので客の期待値が高くなるのも頷ける。

 

  

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マカオG2E Asiaにて、筆者撮影)

 

しかし問題は違法カジノ店(胴元)でのプレイという点。警察に踏み込まれるという恐怖の他、店が客から高いコミッションを取る可能性もあるし、そもそも「入場料」や「紹介料」を徴収する筈だから、明らかに客は不利。

 

しかも胴元は反社と繋がりがあるか反社そのもののだから、仮に客が大勝して現金化したくとも、何だかんだと理由をつけて換金しない・させないだろう。

 

つまり違法カジノが流行る最大の理由は、日本のIR実現があまりにも遅すぎることと、有利不利の判断もつかない馬鹿が多いという事である。

 

それにしても「コロナの影響で収入が減り、もうけたかった」とは、実に手前勝手な言い分ではないか。

 

しかし腕のいい弁護士がつけば案外、情状酌量のネタとして使えそうな感がしないでもない。「モノは言いよう」とはこの事であろう・・・

 

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