昨日最終結果が出た第49回衆議院議員総選挙。取り敢えず結果を以下にまとめてみた(筆者作成)。
マスコミ各社は直前まで「自公でかろうじて過半数か?」云々と報じていたが、それらの予想に相違して蓋を開けてみれば、自民党は公示前議席を減らした(-15)ものの過半数どころか「絶対安定多数」の261議席を単独で確保した。
そして直前まで自信満々だった立憲民主党と共産党は議席増どころか、両党併せて-15議席に。
この結果について「野党共闘」「政権選択選挙」を標榜してきた立憲や共産は、
立憲・福山幹事長「議席が減ることは、ほとんど考えていなかった」
立憲・枝野代表「私は辞任しない。この路線で前に進んでいく」
共産・志位委員長「(議席と得票数の減少に対して)責任はないと考える」
もう「何だかなぁ・・・」としか言いようがない。
時事通信などはそれでも(11月1日配信記事)↓
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「自民1強」に疑問符【21衆院選】
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2021103100864&g=pol )
4年ぶりの衆院選で自民党は、過半数を維持したものの、議席を減らした。不人気の菅義偉前首相から岸田文雄首相に「党の顔」を代えることで、逆風は和らいだが、有権者は「自民1強」に疑問符を突き付けた。(以下略)
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とかの酷い負け惜しみ記事を垂れ流し、またTV各局も11/1は自民・甘利幹事長や派閥領袖の石原伸晃氏敗北ばかりを流していた。確かに与党の現職幹事長と派閥会長の敗北は滅多にない椿事ではある。「自民敗北」アピールに躍起となる気持ちも判らないではない。
しかしマスコミ各社とも選挙直前まで与党の大幅な議席減と立共の議席増を語っており、期日前投票の出口調査をそれの裏付けとしていた。ところが今回の結果である。自らの予想(期待?)が正反対になったことに対する反省が全然見られないのも、「何だかなぁ・・・」といった感じだ。
今回の衆院選でマスコミが如何にあてにならないかが一般に周知されたのは大きい。つまり本当に“負けた”のは、大手マスコミ各社ではないだろうか。
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