昨日(12/2)は用事で久しぶりの京都。時間を作って久しぶり(おそらく30年ぶりくらいか)に、紅葉の映える龍安寺を参詣した。
先週は京都が観光客で賑わっている云々のニュースがあったので、平日も混んでいるかな?と思っていたが案に相違して参詣客は少なく、実にゆったりとした時間を過ごすことが出来た。
前にも書いたが、2年前のインバウンド外国人観光客様々だった情景は一体何だったのだろうかと思いを巡らすことしきり。
先月までの国内におけるコロナの沈静化で「夢よ、もう一度!」とばかりに動き出していたインバウンド外国人観光客頼みの一部観光業界人に、冷や水を浴びせた観のあるオミクロン株出現。しかしこれもそう悪いことばかりではない。
中共コロナウイルスがもたらした意外な効用のひとつは、インバウンド狂騒の極みから正気を取り戻せた事ではなかろうか。
外国の人が我が国の文化に関心を寄せて来日するのは、安全保障の面からも好ましい事である。しかしながら特定アジア人(端的に言えば中共国籍人)の場合、中共の「観光侵略政策」すなわち相手国の観光業界と観光政策を中国人依存体質に改変してしまおうとする戦略の手駒として使われている。
「儲かるなら知ったこっちゃない」というのが我が国だけでなく世界的な流れだったが、コロナ禍に加えて中共の人権弾圧とあこぎな貸し付け~債務不履行で相手国の土地や港湾などのインフラ差し押さえ等々で目が覚めた人が多数出てきた。
そして、一昨日のBBCで報じられた、中共による「スペインなど海外での台湾人逮捕→中国に拉致」というショッキングなニュース。
BBCニュース12月1日配信記事↓
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海外で逮捕の台湾人600人超、中国へ強制送還=人権団体報告書
(https://www.bbc.com/japanese/59486724 )
2016~2019年の間に海外で逮捕された台湾人600人以上が、中国に強制送還されていたとする報告書を、人権団体が11月30日に発表した。
スペインを拠点とする人権団体「セーフガード・ディフェンダーズ」は報告書で、こうした送還が「台湾の主権を弱めるための道具として利用されている」と指摘している。(以下略)
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記事タイトルも中身も「強制送還」となっているが、もちろん中華人民共和国と中国共産党が台湾を支配している訳ではない。台湾は現在「中華民国」なので、正しくは中国への「拉致」である。
例の中国が香港弾圧に使っている“海外でも適用される国内法”「国家安全維持法(国安法)」は中国に批判的と見做された外国人にも適用されるので(条文にそう書いてある)、近いうち日本国内の日本人も安全ではなくなる。
例えば『尖閣、沖縄は中国の領土ではない』と主張したら拉致されて、海外メディアが「中国に強制送還」と報じる時代がやってくるだろう。
ところが日本政府は“遺憾砲”を出すばかりで謝謝茂木外相が訪中、経済界もユニクロや無印良品、ニトリは勿論として他の製造業も中国頼みから脱却出来ず、またスポーツ界も「政治とスポーツは別」「オリンピックに出場できないのは悲しい」云々と選手に言わせて北京オリンピック万歳、そして観光業界はまたぞろインバウンド中国人観光客ウエルカム・・・
目覚めないか、もしくは目を逸らしたい・逸らせたい者が沢山出るだろう。
それでいいのか? それで…
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