賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

田中理事長逮捕は何処に繋がる?

 

脱税容疑で逮捕された“日大のドン”こと田中理事長。もちろんこれは単純な脱税事件ではなく、田中理事長の人脈と金脈が何処に繋がり、何が「本丸」なのかが問題だ。

 

これは順当な線であろう。日大のカネを私物化したことや出入り業者からの収賄が裏付けられれば、ここで終わるかも知れない。

 

(2)反社との繋がり

既に報じられているように田中理事長と複数の指定暴力団幹部との交際は深い。「週刊文春」記事の他にSNS上でも多くの写真が出回っている。例えば住吉会会長と一緒に並んでいる写真や山口組六代目組長とのクラブでのツーショットなど。

 

反社系へのカネの繋がり、もしくは反社人脈をちらつかせた脅迫・威圧による大学の私物化に捜査の手が及ぶのか。

 

(3)学生力士&外国人紹介の際にカネが動いたか

マチュア相撲界出身の田中理事長は日大相撲部の学生力士を各相撲部屋に入門させることは勿論、例えばジョージア出身の元小結・黒海エストニア出身の元大関把瑠都ら外国出身力士の入門に際しても強い影響力を及ぼしていたという。

 

これらに関して各相撲部屋との間で不適切なカネのやりとりがあったのかどうか、今後の捜査で明らかになるかも知れない。

 

(4)特定反社に繋がるか

相撲部屋のひとつ、出羽海一門尾上部屋(おのえべや)は、日大相撲部出身の年寄・17代尾上(元小結・濱ノ嶋)が創設し、日大相撲部出身者が多数入門していた。また前述の元大関把瑠都の所属部屋でもある。

 

この尾上部屋の関西に於ける有力タニマチが、特定反社たる連帯ユニオン関西生コン支部の武建一委員長であった。尾上部屋関西後援会の会長に武委員長の子分が就任したり、大相撲の巡業に関西生コン支部が協力したりと昵懇の関係であった。

 

その尾上部屋設立10周年記念祝賀会に於いて当時衆議院議員だった辻元清美氏が祝辞を述べたりしていたのも、関西生コン支部との関係故だったのだろう。

 

田中理事長の人脈繋がりでゆくとここまで辿れるが、加えてカネ絡みで捜査が及ぶのかどうか、今後の展開が見物である。

 

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