賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

香港警察、周庭氏を全力逮捕表明

 

カナダ滞在中の先日「もう二度と香港には戻らない」と亡命表明した香港民主派政治活動家の周庭さん(27)に対しての脅迫や様々な嫌がらせが続いている。

 

カナダにいてそんな状態ということは、今後何処に行っても香港当局=中共による追跡と他国の主権を踏みにじる違法拘束・拉致そして香港=中国への強制送還の恐れがある筈だ。

 

その香港警察が周庭さんを全力で逮捕すると表明した。

 

香港電台12月29日配信記事

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警方指周庭沒按時報到違反保釋條件 嚴厲譴責將全力追捕

(https://news.rthk.hk/rthk/ch/component/k2/1734121-20231228.htm )

涉嫌違反國安法被捕、正身處海外的前香港眾志成員周庭早前表明不會回港報到。警方回覆查詢時表示,周庭並沒有依照警方指明的時間,即今日到警署報到,違反保釋條件。警方表示,嚴厲譴責畏罪潛逃的羞恥行為,並會全力依法追捕。(以下略)

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前にも述べたように全世界に張り巡らされた中共の秘密警察網は当該国の主権なんぞ無視して言う事を聞かない香港人(中国人)への監視・迫害を実行するだろう。他国で拉致して中国に強制連行した実例もある(香港「銅鑼湾書店」関係者拉致事件など)。

 

さらに海外では中国籍の人間を老若男女問わず、例の中国の国内法に過ぎない『国防動員法』で縛り「中国人の義務」という因果を含めて手先として利用する。それは既に東南アジア各国で実例がある。日本国内でも(意図的に)報道されないだけで当然あると考えるべきだ。

 

また中共は他国の主権や国際法よりも自国内の法規が優先すると平気で考えている。中共が「国際法で~」云々と主張する場合は自分に都合のいい部分を補強するための道具として国際法を使いたい思惑で言っている。それは大陸棚問題や沖ノ鳥島など日本の領土領海に対するいちゃもん付け等で明らか。

 

そして昨28日のニュースでも明らかなように、中国の法規・規制を日本国内に及ぼすことに対して何のためらいも無い。

 

共同通信12月28日配信記事

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中国、日本企業を越境調査 愛知・ホーユー、輸入停止

(https://nordot.app/1113077737867903117 )

中国の医薬品規制当局がヘアカラーを手がける化粧品大手「ホーユー」(名古屋市)の愛知県の工場をオンラインで調査し、生産工程の問題点を指摘した上で商品の輸入を停止したことが28日分かった。オンラインとはいえ国境を越えて日本の工場を中国当局が直接調査するのは異例。外資への監視強化の一環とみられる。中国への情報流出の懸念もあるとして日系企業の間で警戒感が強まっている。(以下略)

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この日本の主権の侵害行為に対して政府および民間の反応が鈍いのであれば、中共はつけ上がって日本国内で更なる主権侵害行為を続けるのは明白。ちなみに厄介なのは中共の手先同然の“市民団体”やら“リベラル”やら特定マスコミ・野党やらが「差別だ~」とか「人権侵害だ~」などと騒ぎだすことだ。

 

こんな香港警察=中共の海外異常活動に対して我々はどう対処すべきだろうか。

 

少なくとも我が国に於いては政府の尻を叩いて対中抗議と報復措置を進めさせる必要がある。そして国内の様々な分野でスパイ行為を行う外国人&協力日本人を明確に摘発し処罰できる法整備が急務である。

 

場合によっては日本人個人が違法活動を働く中国籍人を見つけ次第、「私人逮捕」ならぬ「私人制裁」で何らかの制裁が出来るような法律・条令を作るというのも手ではあるだろう。

 

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