外務省は11日、<海外安全ホームページ>にてウクライナの危険度を最高の「レベル4」、渡航中止勧告から避難勧告へと引き上げた。
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(https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T015.html#ad-image-0 )
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ウクライナの危険情報【危険レベルの引き上げ】
【危険度】
- ウクライナ全土
レベル4:退避してください。渡航はやめてください。(引き上げ)
【ポイント】
- ウクライナの国境周辺地域においては、ロシア軍の増強等により緊張が高まっており、予断を許さない状況が続いています。隣国ベラルーシでは、ロシアとの軍事演習が開始され、また、最近ロシア軍の船舶が新たに黒海に入るなど、更に緊張が高まっています。関係国による外交努力の動きがある一方で、事態が急速に悪化する可能性が高まっています。このため、ウクライナ全土をレベル4へ引き上げます。
- 今後の情勢次第では、民間航空機の運航が停止される可能性も否定できません。多くの国が同様にウクライナ国外への出国を勧告しており、商用便への予約が殺到し座席の確保が困難となるなど、今後出国が著しく困難になる可能性もあります。このため、現在ウクライナに滞在されている方は、民間商用機を含む最も安全な手段で、直ちに退避してください。ウクライナへの渡航は、どのような目的であれ、止めてください。
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普通、国境を接する国同士による軍事力行使が予想される紛争に際しては当事者双方に対して危険レベル引き上げが発令されるだろうが、ウクライナにはロシアに対する報復手段が無いので、ロシア自体の危険度は上がっていない。
ウクライナは旧ソ連の核戦力を引き継ぎ、世界第三位の核兵器保有国だった。しかし米露の核放棄要求に屈して、何の条件も付けずに全て放棄してしまったのである。
クリミヤ騒動から現在に至る事態の伏線は、ウクライナが一方的な核戦力放棄と軍縮を行った事にあると言ってよいだろう。愚かにも折角の核抑止力を捨てた挙句、亡国の危機に陥るとは・・・
ところで欧米日が対ロ制裁措置としてロシア自体やプーチン氏を標的としているのはいただけない。「制裁措置」を行うとすれば、それはウクライナ東部の“親ロシア派”武装集団のロシア人首領と主要幹部を標的とすべきである。
それも経済制裁ではなく、タマ狙いのピンポイント攻撃がよかろう。口実はいくらでも付けられる。例えば「裏でISから武器援助されている」とか。
更に国連平和維持軍の編成と派遣も選択肢のひとつである。そして中国に人民解放軍のウクライナ派遣を要請して、彼らをヨーロッパの紛争に引きずり込むのである。それは台湾・尖閣侵攻への牽制となるだろう。
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