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茶番劇の舞台:UN=「国連」

 

世界は茶番劇で溢れている。ロシアの「侵略→住民投票→併合」然り、国連安全保障理事会の非難決議もまた然り。

 

時事通信10月1日配信記事↓

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住民投票」非難決議案を否決 ロシア拒否権、中国棄権 国連安保理

(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022100100166&g=int )

【ニューヨーク時事】国連安全保障理事会は30日午後(日本時間10月1日午前)、ウクライナ情勢をめぐる緊急会合を開き、ウクライナ東・南部4州でロシア側が強行した「住民投票」を非難する決議案を採決したが、常任理事国のロシアが拒否権を行使して否決された。米英仏など10カ国が賛成、中国とブラジル、インド、ガボンの4カ国が棄権した。(以下略)

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だいたい侵略の当事者たるロシアが「拒否権」行使できる常任理事国なのだから、てんでお話にならない。しかもそのロシアのトップは核兵器使用をちらつかせる「無敵の人」。

 

もはや為すすべがなく機能不全に陥ってしまった国連安全保障理事会だが、ロシアは国連脱退せず自らの行為を正当化しプロパガンダを流布するため最大限に利用し尽くすだろう。

 

茶番劇の舞台は国連安保理だけでない。

 

中国やら北朝鮮やらの「人権」とは無縁の輩が入っている「国連人権理事会」や、国連総会への報告案などを起草する議長国に北朝鮮が就任している「ジュネーブ軍縮会議」なども同じだ。

 

従って国連改革が急務となるが、同時に数年前から述べているように日本人も速やかに以下の2点について是正しなければなるまい。

 

ひとつは、"国際連合"なる名詞は実態を誤魔化した造語であるという点。英語呼称の邦訳は「連合国機構」、つまり第二次世界大戦戦勝国の寄り合いに過ぎない組織なので、略語は「UN」へと変えるべきである。

 

もうひとつは、「国連万能」「国連中心主義」を小学生の時分から「洗脳」の如く教え込まれている、という点である。しかも「国連は平和の機関」であるかのように散々教えながら、その一方で朝鮮戦争時における国連軍の編成と対中朝軍戦闘についてなど、現実の紛争の歴史について意図的に無視しているのだから、日本の教育界は悪質であると言わざるを得ない。

 

「国連」=UNに対する「国連信仰」は最早ナンセンスなので、我が国としては程々のお付き合いに止めるか、もしくはロシアや中国のやり口を見習って対露・対中攻撃の“道具”と割り切るべきではあるまいか。

 

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