賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

六四天安門事件~香港の惨状

 

1989年6月4日の六四天安門事件から34年経った。その対中共抗議活動の一大拠点であった香港に於ける当局(香港政府と中共親中派)による自由民主への弾圧により、香港政界から民主派政党はほぼ消滅してしまった。

 

そして先月27日には比較的穏健派の政党「公民党」が解散することとなった。

 

ロイター5月29日配信記事↓

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香港民主派の公民党、解散決定 国安法締め付けで打撃

(https://jp.reuters.com/article/hongkong-politics-idJPKBN2XK00E )

香港の民主派政党、公民党は27日に総会を開き、党の解散を決めた。中国からの圧力で苦境に立たされている香港の民主派政党にさらなる打撃となった。(以下略)

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中国共産党の意に沿わぬ者への弾圧を正当化するため制定された香港「国家安全維持法(国安法)」に加えて「コロナ禍対策」にかこつけた香港当局による締め付けによって香港はもはや「死んだ」も同然となってしまった。

 

そして教育の現場に於いても「犯罪抑止」の大義名分の下、えげつない事態が進行している。

 

大紀元日本5月30日配信記事↓

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中国共産党の「洗脳教育」進む香港…教室に監視カメラ設置提案

(https://www.epochtimes.jp/2023/05/153853.html )

中国共産党方式の愛国教育を全面導入する香港では、自由な教育が失われつつある。こうした中、香港警察は、セキュリティ強化と犯罪防止のため教室における監視カメラ設置を推し進めている。一方で、こうした監視は言論の自由の侵害になると教師などから指摘する声が上がっている。(以下略)

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監視カメラが必要な「愛国教育」とは、いったい何なのか?

 

もっとも、そのおかしさを平然と無視する厚顔無恥こそが中国共産党と香港政府にとって必要不可欠なものなのだろう。

 

しかし乍ら以前より度々述べているように、中共がどんなに歴史改竄を徹底させようとも1989年6月4日の天安門事件は全世界が知っている歴史的な惨劇である。

 

歴史を無視する者はいずれ、その報いを受けることとなる。

 

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