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日本酒禁輸か、EU新手の貿易障壁

 

世界中で高まっている日本酒人気に対して、EUが「瓶の再利用」云々という難癖付けをつけてきた。

 

読売新聞2月24日配信記事

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人気の日本酒がEUで「禁輸」危機…30年以降に瓶の再利用義務化、政府が除外目指し外交攻勢

(https://www.yomiuri.co.jp/world/20240223-OYT1T50112/#r1 )

ブリュッセル=酒井圭吾】欧州連合(EU)が2030年以降、域内への日本酒輸出を禁止する検討を進めている。EUが瓶や缶の再利用や再資源化を義務づける現状の規制案では、現地で瓶を洗って再利用するのが難しい日本酒は禁輸対象となる。(以下略)

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ワインもウイスキーなどの瓶(ガラス)はリサイクル出来るが日本酒はダメ…とは、おかしな理屈である。

 

つまり環境配慮に則った瓶・缶の再利用というのは口実で、要するに「地元ヨーロッパのワイン業界や蒸留酒業界を保護するための貿易障壁を作るぞ」という話だろう。

 

ならば、アメリカで酒蔵を運営している新潟の「八海山」や山口の「獺祭」のように日本酒メーカー各社がEU加盟国内にて酒蔵をオープンするとしたら、次はどんな難癖を付けてくるのか知りたいところだ。

 

しかも日本酒の強みは「紙パック」需要も多いこと。筆者の知る限りワインで紙パック展開しているのはアメリカの2社しかない。

 

本気で環境に配慮と主張するのなら、ヨーロッパのワイン業界も紙パック化を進めればいいのに。

 

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