賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

集団的自衛権行使→徴兵制という狂った扇動

 
広東語でスラング、悪口の類を「粗口」というが、その中のひとつ「發神経」は“クレージーの意味。一昔前の香港映画では、頭のイカれた者に対して「發神経」と面罵したり独り呟いたりするシーンがよくあったので、ご存知の方もいらっしゃるだろう。
 
集団的自衛権の行使が徴兵制につながる」云々と、本来何の関係も無い事象を無理矢理関連付けて議論を歪曲し、国民をおかしな方向へ扇動しようとしている輩たちにお似合いなのは、この「發神経」という言葉しかないのである。
 
安倍首相は産経新聞のインタビューに対して、こう答えている。
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Q: 「徴兵制」など、一部マスコミで集団的自衛権行使容認をめぐって歪曲されています。
 
A:「この議論をゆがめる、ある意味では不真面目な対応だと思います。閣議決定を読んでいるのか、ということを言いたいし、国会の審議をちゃんと見た上で報道しているのかと言いたいです。攻撃のための攻撃だろうと思います。いわゆる徴兵制について、なんで徴兵制という議論になるか全くわかりませんけれど、私は何回も国会でそれは憲法違反だと答弁をしています。集団的自衛権の限定的な行使と徴兵制は何のかかわりもないわけです。集団的自衛権の行使を行う米国は、いわば志願兵制度で、世界でも数少ない集団的自衛権の行使をしないスイスは国民皆兵制です。全くかかわりのないことだろうと思います。徴兵制は憲法違反でやらないということを明確に申し上げています」
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マスコミは政府、安倍政権に“国民の声を聞け”と注文をつけているが、その“国民の声”とやらは一体何なのか? 国民=集団的自衛権の行使に反対、と勝手に決めつけるマスコミはおかしい。
 
我が国が近々に「集団的自衛権の行使」を迫られるであろう地域、海域は、ウクライナでもイラクでもアフガニスタンでも無い。そこは、西方の狂った人権蹂躙一党独裁国家・中華人民共和国が虎視眈々と狙う南シナ海東シナ海である。
 
思うに「集団的自衛権行使=戦争」とか「集団的自衛権行使→徴兵制」とか言い募っている連中は、中共の手先と考えて間違いない。
 
共産党社民党民主党らは元々がそんな輩だから今更言うべき言葉はないがしかし、自民党の中に集団的自衛権行使を政争の具にせんと画策している輩は、文字通りの売国奴なのである。
 
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