賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

今月の賭博:不祥事を喰え

 
三井不動産グループ販売の施工不良マンション問題、施工主・三井住友建設の株価が14日にストップ安の109円へ。
 
「悪材料は、買い」というのも投資のセオリーのひとつなので、三井住建の過去10年チャートから勘案して100円割れで買い出動と決めたのだったが…昨日(15日)の終値は135円と大幅に戻してしまった。
 
これは下請け杭施工業者の旭化成建材による地盤調査データ改竄を、その親会社の旭化成が公表したからで、昨日は旭化成が大幅下落。コンプライアンス的には正しい対応ではあるが、投機妙味を狙っていた当方としては些か面白くない展開になってしまった。
 
もっとも三井住建の管理責任がこれで問われなくなるという事は有り得ないので、信用売りした向きの買い戻しが一巡したところで再反落する局面があると見ている。
 
私の投資スタンスのひとつが、「不祥事は、喰うべし」
 
そういえば昔、東海村JCO臨界事故』の数か月後に、「別子」(住友金属鉱山の通称)株を500円割れで仕込んだものである。長期保有すると決めて放置していたら、その後の株価は最高値3,200円。
 
今回は投機と割り切って3割高程度で利食いするか、または長期保有でパフォーマンスを高めるか、ここが思案のしどころ。
 
今月は海外カジノに行かないので、相場を「賭場」と割り切って張ってみるか・・・
 
「悪目張り、時によりては良けれども その分かれ目に心して張れ」
( 「相場いろは歌留多」より )
 
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