ソ連崩壊と東欧の民主化で共産主義の本質が独裁全体主義の一形態に過ぎなかったことが露呈し、西側先進諸国では共産党勢力が激減した。しかし我が国では戦前の流れを汲む左翼勢力が淘汰されなかったため、共産主義に対する厳しい追及がなされないまま、今日に至っている。
今回は自民と民進が共に瓦解したが、共産勢力の減少にはつながらなかった。これこそが禍根を残すものではなかったろうか。
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