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カジノIR推進の改造内閣布陣

 
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マスコミも識者も、誰も指摘していないのが、改造内閣自民党人事の顔ぶれとカジノIRの関係である。
 
当ブログはこの布陣を「IR実施法案成立」に向けた不退転の意志と見ている。
 
まず内閣の顔ぶれでIR議連(カジノ議連)所属、および関係閣僚は下記の通り。
 
(留任)
 ▽総理: 安倍晋三
 ▽副総理・財務・金融: 麻生太郎
 ▽経済産業・ロシア経済協力: 世耕弘成
 
(新任)
 ▽総務・女性活躍: 野田聖子 → 元議連会長
 ▽法務: 上川陽子 → 議連の中核
 ▽外務: 河野太郎 → 議連の中核
 ▽国家公安・防災: 小此木八郎〈初〉→ IR有力の横浜のキーマン
 ▽1億総活躍・科学技術: 松山政司〈初〉→ 議連の中核
 ▽官房副長官: 西村康稔〈初〉→ 議連の中核、細田会長の補佐役
 
特に総務、法務、外務というIRに関係する重要ポストに、古くからの議連メンバーを揃えたという非常に判りやすい人事である。
 
そして党人事では、
 ▽幹事長代行 萩生田光一
 
萩生田氏の幹事長代行というポストは、二階幹事長の地元・和歌山でIRカジノ誘致の機運が高まっている事を睨んだものであろう。
 
二階氏をサポートすると共に、IR展開の第二段階となる「横浜、大阪以外の地方展開」をコントロールするためには、長年、議連の事務局長だった萩生田氏の手腕が必要であるからだ。
 
保守派の一部では、外相:河野太郎氏、総務相野田聖子氏という人事に失望している人もいる。また反安倍の立場の人も、改造内閣の布陣に攻撃の手掛かりを失くしているように見える。
 
しかし「カジノIR」という視点から見ると、上記のように全然違う光景が見えてくるのである。
 

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