賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

暑中マスク我慢大会にゴール無し

 

連日、暑い日が続いている。そりゃ夏だから当たり前なのだが、感心するのは道行く人々のマスク姿。人通りの少ない炎天下の歩道や広場でも老若男女が律儀にマスク完全着用で歩いている光景には、驚きを通り越して感嘆しかない。

 

N95/DS2規格のマスクならまだしも、そこらの雑魚マスク(maid in China)で感染を防げると考えている人の気が知れない。

 

それに対して筆者は前にも書いたように2年前のコロナ禍騒動発生直後から、自宅から最寄り駅までの通勤路や人通りのまばらな道は言うに及ばず、都心でも密な環境以外ではマスクを外して歩いている。そして使用マスクはDS2マスク又はシャープの日本製。少しでもマシな製品がいいからだ。

 

しかし昨日の昼、不愉快な出来事があった。人通りのないバス通りでバス待ちをしていたら、向こうから歩いて来た70代と覚しきジジイがノーマスクの筆者を見て露骨な舌打ち。睨み付けるその視線には憎悪が感じられた。

 

(その場の光景)

 

そういえば新型コロナが流行り始めた2年前の2月、コロナ禍が我が国の将来にとって良い結果をもたらす可能性について述べたエントリーを出したことがあった。

(2020年2月3日エントリー)

新型肺炎の意外な効能 >

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2020/02/03/001126 )

 

昨日筆者を睨み付けた輩のような65歳以上~70歳代の世代、つまり「団塊世代」は碌なものではない。しかし選挙の投票率だけは異常に高いので、政治家も連中の生命に配慮するしかないのだろう。

 

我が国はコロナに対して主に高齢者の生命を守る方向をとったばかりに、「少子高齢化」社会を是正するせっかくのチャンスを逃してしまった。以前、京大の西浦教授が「このままでは42万人死ぬ」と言っていたが、70歳代以上の高齢者が激減していれば人口の年齢別構成も是正されたに違いなかったのに。

 

それはともかくとして、暑い真っ昼間の無人または人がまばらな空間でもマスク着けたままの人たち、つまり大多数の日本人はゴールの無い「暑中マスク我慢大会」に参加しているようなものである。

 

しかも諸外国に比べて異常に高いマスク着用率にも関わらず、現在それらの国々を上回る感染者増加中という事実に対して、「これはおかしい」と疑問を感じる人もいないようだ。

 

実に摩訶不思議である。

 

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