賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

統一地方選、消えたLGBT擁護

 

全国で統一地方選真っ盛りだが不思議に思うことがある。

 

それは現在猖獗を極めているLGBTの主張を代弁しているつもりの「性的少数者や支援者の団体」とそれに同調してLGBTを擁護している政党やマスコミが、選挙の全国的争点としてLGBTの権利拡大を積極的に打ち出していない事についてである。

 

身近で立候補者の演説を見聞きしているのは地元神奈川県、それも川崎と横浜が中心だが、既存政党はもちろん無所属の候補者に至るまで誰もマイクを握って行き交う人々にLGBT擁護を明確に語っていない。

 

特に国会でLGBT擁護とその権利を主張し政府自民党を追及している共産党立憲民主党の候補者たちは見事なまでに沈黙しているではないか。本来ならば地方議員は地域の市民生活に責任を持つ立場なのだから、

わたしたちの街をホモやレズ、トランスの方々が住みやすい素敵な所にしましょう

と自ら街頭で市民に語りかけるべきではないだろうか? 仮に筆者がLGBT擁護&権利拡大論者で立候補したら、絶対にそう演説するが。

 

選挙期間というのは自らの主張を集中的に市民一人一人に語りかけられる絶好の機会でもあるのに、何故私はLGBTの味方ですぅと正々堂々叫ばないのだろうか。

 

LGBT擁護&権利拡大を目指しているらしい「LGBT政策情報センター」によれば今回の統一地方選において全国で10人超のLGBT候補が選挙戦を戦っている由。これらの人々は旗幟鮮明なので好感が持てるのだが、それ以外の立候補者らの本音は、「私はLGBTの理解者です」という一種の“錦の御旗”を手に入れて他者を糾弾するネタにしたい・・・という処にあるとしか思えない。

 

選挙が終わり「議員」の身分を手にしたらLGBT関連の条例を推進するつもりの者もいることだろう。しかしそれは選挙民を欺くことではなかろうか。

 

当選した議員たちがどう豹変してゆくか、皆様の地域でも注目されたし。

 

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