国の重要無形民俗文化財に指定されている福岡・博多の伝統神事『博多祇園山笠』は10日から実際に担ぐ「舁き山笠」が各流地区内で動き出し、12日は博多総鎮守・櫛田神社に入る「追い山ならし(リハーサル)」、13日は博多区から中央区の天神地区に往く「集団山見せ」、そして15日午前4時59分開始の本番「追い山」というスケジュールとなる。
この『博多祇園山笠』を記念してサッポロビールから九州地区限定で発売されている生ビール「黒ラベル」の記念缶が、
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博多祇園山笠の起源は鎌倉時代、臨済宗の僧侶である聖一国師・円爾弁円が仁治2年(1241年)、疫病が流行した博多の町で施餓鬼棚に乗って市内を巡り、病魔退散を念じた故事に由来するという。
この祭礼が終われば、梅雨明け。今年は九州北部~中国地区を襲った豪雨で甚大な被害が出ているので、山笠の勢いで災害を吹き飛ばすことを祈念したいものである。
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