賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

泣き入れる水産業者の身勝手さ

 

ホタテやナマコなどの水産物を「中国様」へ高値で売ってウハウハだった水産業者が当の中国に締め出され、身勝手にも国や自治体に支援を乞うとは。

 

読売新聞9月6日配信記事

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青森の「黒いダイヤ」はほとんどが中国向け…輸出停止でホタテも「国内にあふれている」

(https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230906-OYT1T50131/ )

東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡り、中国が日本産水産物の輸入を全面的に停止したことを受けて、青森県内の水産関係者に動揺が広がっている。県産水産物の輸出は多くが中国向けだからだ。

(中略)

ただ、処理水の海洋放出は数十年間続く見通しで、禁輸も長期化する恐れがあり、中国依存からの脱却は急務だ。野辺地町のホタテ加工会社「マルイチ横浜」の横浜充俊社長は新たな輸出先としてシンガポールなどのアジア諸国に目を向けるべきだとして、「殻むきの機械化や高付加価値化など、他の市場に打って出るには設備投資が必要。中国市場がなくとも水産業が成り立つよう、国や県に支援してほしい」と訴えた。(以下略)

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中国市場にのめり込んだのは彼らの勝手、日本国民がそうしてくれと頼んだ訳ではない。一党独裁国家の中国を相手とする商売のリスクから目を逸らしてきたツケが回ってきただけのことだ。

 

そして彼らの言う「国や自治体の支援」とは補助金くれという事なのだろうか。もしくは自らの資金での新規設備投資をする気は無くて、公的支援してくれというつもりなのだろうか。

 

在庫を国内向けに一斉売り出しすればよさそうなものだが、本記事や他の報道を見る限りでは何だかんだと理由をつけて消極的姿勢に終始しているようである。

 

仄聞するに「ホタテ御殿」やら何やらで、我が世の春を謳歌してきたのが彼ら水産関係者。「中国様」に高値で買って頂いたから今更下々の日本国民向けに安く出せないよ・・・とでも考えているのではなかろうか。

 

日本人として日本の水産物を大いに買い食べて応援したいと考えている人はたくさん居る筈である。しかし当の水産業者がこんな考えではてんで話にならない。

 

国や各自治体は安易な支援策を打ち出さず、少しは彼らに頭を使わせるべきであろう。

 

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