賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

今月の唄『うさぎ』

 

令和5年9月29日、今年の「中秋の名月」は満月と重なる月夜である。

 

そこで今月の唄は我が国の古謡、『うさぎ』。作詞・作曲者不詳の童謡で発祥は江戸時代に遡るという。

 

♪ うさぎ うさぎ

   なに見て はねる

      十五夜 お月さま

      見て はねる

 

※ご参考YouTube

(https://www.youtube.com/watch?v=5vWDSmXV994 )

 

この「うさぎがお月見する」「うさぎが十五夜のお月様を見て跳ねる」という発想は、どうやら日本独特のものらしい。

 

例えばシナ大陸でも古来より十五夜の月を鑑賞する慣習は存在し、そもそも祭事として我が国にも伝来していたが、それは単なる観月か宴会を催すといったものであり、「うさぎが月見をする」という伝承は皆無と聞いた。

 

台湾では日本と同様に「中秋の名月&うさぎ」の組み合わせイメージが民間で見られるが、それは日本統治時代に入って来た概念らしい(識者に確認した訳ではないので断定は出来ない)。

 

台北のデパート『遼東SOGO』内にて、筆者撮影)

 

それはともかく、次回の「中秋の名月」と満月が一致するのは7年後の由。今夜は晴れということなので、うさぎも跳ねるお月見を楽しむことが出来そうである。

 

よいお月見を!🌕

 

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