令和5年9月29日、今年の「中秋の名月」は満月と重なる月夜である。
そこで今月の唄は我が国の古謡、『うさぎ』。作詞・作曲者不詳の童謡で発祥は江戸時代に遡るという。
♪ うさぎ うさぎ
なに見て はねる
十五夜 お月さま
見て はねる
※ご参考YouTube
(https://www.youtube.com/watch?v=5vWDSmXV994 )
この「うさぎがお月見する」「うさぎが十五夜のお月様を見て跳ねる」という発想は、どうやら日本独特のものらしい。
例えばシナ大陸でも古来より十五夜の月を鑑賞する慣習は存在し、そもそも祭事として我が国にも伝来していたが、それは単なる観月か宴会を催すといったものであり、「うさぎが月見をする」という伝承は皆無と聞いた。
台湾では日本と同様に「中秋の名月&うさぎ」の組み合わせイメージが民間で見られるが、それは日本統治時代に入って来た概念らしい(識者に確認した訳ではないので断定は出来ない)。
(台北のデパート『遼東SOGO』内にて、筆者撮影)
それはともかく、次回の「中秋の名月」と満月が一致するのは7年後の由。今夜は晴れということなので、うさぎも跳ねるお月見を楽しむことが出来そうである。
よいお月見を!🌕
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