賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

今月の唄「黒く塗りつぶせ」

 

先日、某局TVバラエティー番組で「あなたの心に残る一曲」云々の特集があって、街角のすべての世代にランダムなインタビューをやっていた。

 

回答で出てきた曲は主に平成になってからの歌が多かったが、50代や60代になると先日亡くなった谷村新司の「アリス」や桑田佳祐の「サザンオールスターズ」の各ヒット曲、また所謂ニューミュージック系の歌がほとんどで、意外にもド演歌は吉幾三くらいと少なかった。

 

筆者は昭和37年(1962年)生まれなので思えば1970年代から80年代にかけての、今振り返ると異常ともいえるハイクオリティな音楽時代にどっぷり漬かっていたことになる。別に誰かのファンになってレコードを買わずともラジオの深夜番組で名曲の数々をリアルタイムで聞いていたのはラッキーだったのだろう。

 

もっとも「心に残る」というか「心にハマる」一曲となると、筆者の場合はこの曲を置いて無い。それは矢沢永吉の「黒く塗りつぶせ」。

 

「黒く塗りつぶせ」

作詞:西岡恭蔵、作曲:矢沢永吉

※ご参考TouTube

(https://www.youtube.com/watch?v=UI2Q6CYPpQ4 )

 

この中の二番の歌詞が、当時高2生だった今頃の季節での反吐が出る出来事を象徴していて文字通り「心にハマった」一曲。

 

♪ シャクな 恋の夢など

  みんな 黒く塗りつぶせ

 

似たようなイメージの曲にシャ乱Qの「ズルい女」があるものの、矢沢の歌の方が怨念度が高いので何度でも聴ける。

 

もう還暦過ぎてジジイ化進行中のおっさんだが、17歳の頃の出来事を思い出すと未だに胸糞悪くなるのだから「歳をとって丸くなる」どころではない。どうやら逝く先は極楽往生どころか地獄に真っ逆さまとなりそうだ。

 

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