米ヒューズ社が開発し現在レイセオン社が製造・改良を行っている『TOW』ミサイルは対戦車兵器として有名で、米軍の制式名称は「BGM-71」。地上部隊に配備されているだけでなく空対地ミサイルなど様々なバージョンが生み出されている。
兵器としての信頼性が高くコストパフォーマンスにも優れているため、世界の多くの国で採用されている。無論イスラエル軍もかなり前から運用しており実績を積み重ねている。
11月2日のエントリー、
<イスラエル軍が使う地中貫通爆弾>
(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2023/11/02/120409 1)
ここで地中貫通爆弾(BunkerBuster:バンカーバスター)について述べたが、「BGM-71」も歩兵部隊がバンカーバスターとして運用できる改良型があり、どこぞのメディアの映像にそれらしきものが映っていた。
おそらくは「TOW Bunker Buster」(BGM-71H)であろう。
(TOW Bunker Busterのカタログ、レイセオン社より頂いた)
現在ガザ地区での戦闘は今日から4日間の戦闘停止の方向で話が進んでいるが、各メディアの情報から考えるとイスラエル軍はハマスの“地下要塞”破壊に相当手間取っているらしい。
“地下要塞”の構造が複雑であることに加えて多くの人質が拘束されていると見られているため、単純にバンカーバスターで徹底破壊する訳にもいかないようである。
個人的な希望だが、ガザのハマス戦闘員を殲滅するより先にパレスチナから遠く離れたカタールで優雅に暮らして末端に指示を出しているハマス幹部を始末した方が良いのではなかろうか?
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