賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

今月の歌「月に啼き候 あの野に鹿が只一声」

 

中秋の名月」が過ぎ、秋の気配が漂う季節となった(まあ9月なので当たり前だが)。かねてよりこの時期に閲覧されている当ブログの過去エントリーがある。

 ↓

(2014年9月9日エントリー)

< 今月の句「おごるなよ 月のまるさも ただ一夜」 >

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/13281611 )

 

独特なユルいタッチの禅画や書で有名な江戸時代の名僧・仙崖義梵(博多・聖福寺住職)が詠んだ一句である。

 

(禅画「○△□」 ※出光美術館蔵)

 

満月に仮託した戒めの句で、初秋の風情が良く表されている。

 

しかし今の時期の季節感を味わうならば、もうひとつお薦めの歌がある。それが、

 

「月に啼き候

  あの野に鹿が只一声」

 

これは室町時代に成立したとみられる『宗安小歌集』の中の作品のひとつ。

 

和歌や連歌と並んで室町時代~戦国期には、自由な詩型の小歌が流行した。おそらくは独特の節回しで歌われたのだろうが、現代に伝わっていないのが残念である。

 

しかしこの歌は、時代は変われど「もののあわれ」に代表される日本人の琴線に触れる佳作ではないだろうか。秋の歌として味わいたい一首である。

 

(※)『新潮日本古典集成 閑吟集 宗安小歌集』(1982・新潮社)

 

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香港:絵本に難癖つけて実刑判決

 

もはや香港は行政長官が自ら表明したように「三権分立」を捨てて、司法・立法・行政の全てが中国共産党の意に沿うような体制と成り果てている。

 

言語治療士の労働組合が出版した子ども向け絵本の中の、オオカミが羊に向かってガス弾を投げるなどの描写がけしからんという理由で実刑判決とは。

 

読売新聞9月10日23時46分配信記事↓

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香港の出版関係者5人に実刑判決、検察「分離主義を宣伝」…オオカミが羊にガス弾投げる絵本で

(https://www.yomiuri.co.jp/world/20220910-OYT1T50257/ )

【広州=吉岡みゆき】香港紙・明報(電子版)によると、香港の裁判所は10日、子ども向け絵本の出版関係者5人に刑事犯罪条例違反(扇動刊行物発表)の罪でそれぞれ禁錮1年7月の実刑判決を言い渡した。表現の自由の抑圧との指摘が出ている。(以下略)

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現地報道によれば裁判官はこう言ってのけた由。

「国家の安全を保障するために言論の自由に制限をかけることは必要」

・・・

もう、本音を隠す気も無いらしい。

 

この香港政府・司法(=中国共産党)と手を組んで仲良くやってゆきましょう…という姿勢なのが林外相ら親中派自民党議員は勿論のこと、先日の松野官房長官記者会見に代表される岸田政権のスタンス。そして玉城デニー沖縄県知事然り、立憲や共産、一部維新らもまた然り。

 

ならば中国同様に、

「カルト防止のため信教の自由に制限をかけることは必要」

→ 憲法改正

 

何故そうしないのか不思議である。

 

安倍氏国葬反対の理由で「法的根拠」云々と言っているが、では旧統一教会との関係を問題視する、その「法的根拠」については皆だんまりではないか。

 

所詮、統一教会騒動も安倍氏国葬反対騒動も、それらの真の狙いは日本国民の「分断」にある。香港は強権を以て社会を分断、日本は反日人士とマスコミを使嗾しての「分断」。狙う側にとっては、これはチョロいものだろう。

 

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【哀悼】英女王崩御

 

既に皆様ご承知の通り英国のエリザベス2世女王陛下が崩御された。享年96歳。

 

英国の事実上の同盟国である日本国の一国民として、ここに謹んで哀悼の意を表します。

 

 

故女王は王位継承の際に「国に生涯を捧げる」と宣言し、実際に最後となった公務は英保守党トラス党首の首相任命で亡くなる2日前の9/6のこと。

 

最期の最後まで公務をされていた訳で、まさに有言実行を地でいった御方だった。

 

そして驚嘆したのが、悲しみに暮れる英国民を励ますかのようにバッキンガム宮殿上空に二重虹が架かったことである。「神意」は偶然を装ったり、さりげない自然現象の具現で示されるものだ。

 

悲しみを乗り越えて英国の益々の発展を祈念する次第である。

 

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コロナ罹患後、体調好転!

 

いままで黙っていたが実は先月コロナに罹った。もっとも病院には行かず電話対応で済ませたが。

 

8/13夜に熱っぽくなり37.9度、翌8/14は朝昼晩概ね39.0度で酷い頭痛が一日中。しかし翌8/15は朝37.6度、昼37.3度、夜36.7度と体温回復し、だるさは残るものの頭痛は治まっていた。

 

だるさは5日続いたものの、巷間広まっている「後遺症で苦しい」云々は全く無し。

 

そして不思議なことに、コロナ罹患前は血圧が高め(概ね上が130~140台、下は80~90台)で食事に気をつけていたのが、治ってきた8/15以降の血圧は上が105~115の間、下が60~75と好転し続けている。昨日など病院で測ったら上102の下59、脈拍数66という新記録が出た。

 

自主的に10日間家に居り、その後(前立腺肥大症のため)定期的に通院している近所の総合病院に。前立腺肥大症もコロナ後には調子が良くなっており、血圧の件も併せて主治医に話したところ、コロナ罹患後に後遺症どころか逆に体調が良くなった人は意外といるそうである。

 

しかしこの話は世間に殆ど出回っていない。マスメディアが取り上げない理由はハッキリしている。いままで医師会や政府、分科会、そしてTV等の大手マスコミは散々「コロナ怖いよ~怖いよ~」と連呼してきたから、逆に体調が好転した人間の存在なんぞ絶対に否定しなければ格好がつかないからである。

 

しかしネットやSNS上で体調が好転した人の話をあまり聞かないのは何故なのか? 不可解としか言いようがない。

 

ちなみに今朝の血圧は上が98の下が54、脈拍数76。遂に100を切った。もしかして、これはこれでヤバいのか?

 

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ユニバ経営陣がオカダマニラ奪還

 

当ブログでもお伝えした、(株)ユニバーサルエンターテインメント東証STD、6425)の現地法人がフィリピン・マニラ湾岸で運営しているカジノリゾートホテル『OKADA MANIRA』が5年前に内紛で解任された岡田和生・前会長の私兵集団に武力占拠されていた件について進展があった。

 

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(過去エントリー)

2022年 6月 8日

<オカダマニラ、前会長が武力占拠>

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2022/06/08/113702 )

2022年 6月 19日

<武力占拠に無為無策ユニバ経営陣>

(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2022/06/19/114812 )

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一昨日(9/5)にユニバ社が発表したIRリリースによると、現経営陣はようやく「オカダ・マニラ」を奪還掌握した由。

ユニバーサルエンターテインメント9月5日 IRリリース)

 ↓

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オカダ・マニラの施設及び運営奪還に関するお知らせ

(https://ssl4.eir-parts.net/doc/6425/tdnet/2179456/00.pdf )

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本件は長年の内紛劇の一環でもあるので、岡田前会長がこのまま引っ込むとは到底思えない。おそらく占拠3ヶ月間に岡田氏側が奪い取っていた「オカダ・マニラ」の売上げを巡って一悶着ある筈だ。

 

そして次の舞台はフィリピンからアメリカとなり、ナスダック市場に上場予定のユニバ子会社に対して岡田氏が何らかのイチャモンをつける可能性もある。

 

一方、この3ヶ月間のユニバ社株価は、事件発生前が概ね¥1,800~1,900台だったのが¥1,328まで下落した。しかしIRリリース発表後は切り返して昨日(9/6)終値は¥1,721。

 

ここは無配を続けており、筆者も持ち株整理を進めている。当分は皆様にお薦めすることも無いだろう。

 

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茂木幹事長ド直球:日共と左翼過激団体との関係

 

このところ、二階元幹事長や茂木幹事長がド正論を述べている。まるで故・安倍氏が乗り移ったかのように。

 

NHKニュース9月04日11時18分配信記事↓

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自民・茂木氏「左翼過激団体は共産と関係」 共産・小池氏「事実無根」と抗議

(https://www.jiji.com/jc/article?k=2022090400176&g=pol )

自民党茂木敏充幹事長は4日のNHK番組で、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党議員の関係が問題となっていることに絡み、「例えば左翼的な過激団体と共産党との関係がずっと言われてきた。そこについて全く調べないというのも問題だ」と発言した。(以下略)

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また茂木氏は「統一教会だけではなく、社会的に問題のある団体、全てについて考えていかなくてはならない」とも指摘。

 

すると「自民と旧統一教会との関係」ばかり執拗に叩いているマスコミは、反社的左翼過激団体である中核派革マル派、連帯労組関西生コン支部などと繋がりのある立憲、れいわ、社民も問題としなければならない筈である。

 

しかし以前当ブログでも述べたように、「自民党議員ならアウト、野党(特に立憲や社民、れいわ、共産)ならセーフ」・・・という判定で番組を組んだり記事にしたりしているのが、マスコミや週刊誌、そして反自民=パヨチン系ネットやSNS。

 

このパヨチン連中に対して「沈黙は金」云々は無意味である。逆にドンドン叩けばいいのだ。

 

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立憲・泉が安倍氏国葬に出席か?

 

開いた口が塞がらない。安倍元首相の国葬に反対している筈の立憲民主党・泉代表が「国葬出席するかも」とは。

 

毎日新聞9月2日配信記事

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安倍元首相の国葬 立憲・泉代表、出席の可能性「ある」

(https://mainichi.jp/articles/20220902/k00/00m/010/094000c )

立憲民主党泉健太代表は1日のBSフジの番組で、27日に予定される安倍晋三元首相の国葬への出席の可能性について「あると思う」と述べ、「国会論戦を行う中で、最終的に判断していきたい」と語った。(以下略)

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「旧統一教会」というネタを使ったマスメディアによる自民党一斉攻撃の尻馬に乗っている立憲だが、本音は諸外国の要人が多数出席予定の安倍氏国葬に出なければ「弔問外交」の蚊帳の外に置かれてしまうので困る・・・と。

 

所謂「大人の事情」というヤツなのだろう。

 

そういえば、市民の声で社会を変えていけると信じている云々の<Change.org>でこんなのが進行中↓

 

 

これは「戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会さん」のキャンペーンの由。お里が知れる名前だが、【呼びかけ】メンバーの面子もアレな人たちが目白押し。

                

【呼びかけ】

飯島滋明(名古屋学院大学教授)

石村修(専修大学名誉教授)

稲正樹(元・国際基督教大学教授)

上野千鶴子東京大学名誉教授)

内田樹神戸女学院大学名誉教授)

落合恵子(作家)

鎌田慧ルポライター

清末愛砂(室蘭工業大学大学院教授)

五野井郁夫高千穂大学教授)

斎藤美奈子(文芸評論家)

佐高信(評論家)

澤地久枝(作家)

島薗進東京大学名誉教授)

清水雅彦(日本体育大学教授)

田中優子(法政大学名誉教授・前総長)

中島岳志東京工業大学教授)

永山茂樹(東海大学教授)

 

これらの面々、立憲には何と言うのかな?

 

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