賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

阿保の極み、「デート援交」

 
今年5月の東京大学工学部学生5人による集団強制わいせつ事件、直近の慶應義塾大学広告学研究会による集団強姦事件とエリート校学生の犯罪が次々露呈している。振り返れば去る20036月、早稲田大学のサークル「スーパーフリー」の男子学生による集団レイプ事件発覚が、近年集団レイプ犯罪の嚆矢とも云えるのではないだろうか。
 
確かあの事件の直後に自民党太田誠一議員(当時)が、鹿児島での少子化問題に関する討論会の席上、司会の田原総一朗の誘導尋問に引っかかって、
 
太田「今の男性はプロポーズする勇気のない人が多くなってきている」
田原「プロポーズができないから、集団レイプをするのか」
太田「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい。正常に近いんじゃないか。そんなことを言っちゃ、怒られるけど」
 
こんなやり取りを口にして、非難轟々となった事件があった。
 
太田誠一の地元は福岡だったので、福岡県人、挙句には九州男児自体がまるで性欲の塊りのように論ずる者まで出てくる始末だったのは記憶に新しい。
 
ところが最近の九州男児は、まるで“バカ”としか言いようがない程の草食系になってしまったようである。
 
西日本新聞1030日配信記事↓
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「デート援交」潜む危険 「性行為なし」アルバイト感覚
 インターネットを通じて知り合った男性と食事に付き合うなどして金銭を得るデート援助交際(デート援交)が全国的に広がっている。特に警戒を強める福岡県警は、9月末までに14~19歳の少女24人を補導。「性行為なし」を条件とするため、アルバイト感覚で気軽に手を出すケースが後を絶たないという。県警は、性犯罪を未然に防ごうと、補導や啓発を強化している。
福岡県警「ネット監視強化」
 デート援、パパ活、レンタル彼女-。ネットの掲示板や会員制交流サイト(SNS)でこれらの単語を検索すると、デート援交の相手を募る書き込みが数多く出てくる。食事やカラオケ、買い物に付き合うことで1時間2千~5千円の「バイト代」を得る仕組みだ。
 県警によると、昨年1年間にデート援交で補導したのは1人だったが、今年7月以降から県内を待ち合わせ場所にする書き込みが急増しているという。
 7月下旬に補導したケースでは、県警の担当者が「デート援 1時間4千円~ ご飯代、買い物代は別」との書き込みをネット上で発見。応じるふりをしてメールを送ると、福岡市内の待ち合わせ場所に高校1年の女子生徒2人が現れた。2人は「お金が欲しかった」「性行為がないから問題ないと思っていた」と話したという。(以下略)
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世の中、需要があって供給がある。そのバランスで成り立っている。
 
ところが一般の少女の売買春、現状は「買春(需要)」側ばかりが取り締まられて、「売春(供給)」側はゆるい指導程度。何で供給側も厳しくしないのか?と疑問に思ってしまう。そして需要側のリスク増大による取引減のため、供給過多になっているかも知れない。
 
とすると、「デート援、パパ活、レンタル彼女」等々にネットで名乗りを上げる少女の出現を許しているのは、
1.供給過多による低価格化(但し内容薄に)
2.「ヤレなくてもよし」とする需要があるから
2.「売れる」ものは何でも売ろうという風潮
…のためである。
 
特に、女子中高生の食事やカラオケ、買い物に付き合って1時間2千~5千円、どうせ食事やカラオケ代は奢っているだろうから〆て1時間5千円~1万円、あるいはそれ以上の出費を「よし」としている阿保の存在が大きい。
 
同じ金を使うのなら、どう考えても博多・中洲のラウンジ(キャバクラ)で酒を飲んで遊んだ方が楽しいのでは、と雑食系オヤジの私は思ってしまうのだが・・・
 
しかし草食系男子が増えてしまったため、「デート援、パパ活、レンタル彼女」等々は取り締まる法令の不備も相まって、今後も猖獗を極めるであろう。更に供給側の少女が「自分はLGBTでトランスジェンダーです」と主張した場合、買春側を児童福祉法違反に問えるとしても、実際はどうなるのか(ちなみに同性間の売買春は違法ではない)。
 
既に太田誠一氏は政界を引退しているが、この「デート援交」風潮に対して何を思っているだろうか?
 
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