賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

米中衝突…軍事産業株を狙え

 

かねてから述べているように株式投資とは、判断材料が非常に豊富で推理の幅が広い「賭博」の一面を持っている。筆者が26年前から株式投資の世界に関わっている最大の理由も、一種の博奕という認識を持っているためである。

 

さて、21日の米株式相場は続伸。アップルなどIT株が相場上昇を牽引し、景気敏感株が買い直されたため、ダウ工業株30種平均終値は前日終値比190.60ドル高の2万7930.33ドル、ナスダック総合指数は46.85ポイント高の1万1311.80。

 

中共コロナウイルス禍で経済が萎縮して以来半年、投資家の姿勢は「強気」に転じており、来週以降も相場の上昇ムードは続くであろう。問題は米国大統領選と米中衝突or戦争ということになる。

 

そこで米中衝突or戦争に注目して、今月に入って筆者が買い始めた銘柄は軍事産業株の筆頭に位置する

ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)、銘柄コード:A3664

 

軍需部門の世界売上高ランキング上位の常連で、売上高の大半は米政府向けである。主な商品は最新鋭ステルス戦闘機、パトリオット・ミサイルなどの各種ミサイルとミサイル防衛システム、戦略防衛ミサイルシステムなどの研究開発、弾道ミサイル早期警戒用衛星などの軍事衛星、そしてフリーダム級沿海域戦闘艦など。

 

また日本市場で注目しているのは、以下の防衛関連銘柄である。

 

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細谷火工(4274)

日本製鋼所(5631)

旭精機工業(名証二部、6111)

豊和工業(6203)

石川製作所(6208)

興研(7963)

重松製作所(7980)

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更に電磁パルス攻撃(EMP)対策関連銘柄は、

 

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阿波製紙(3896)

技研興業(9764)

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21日の終値はどれもパッとしないものばかりだが、近い将来に生起するであろう出来事を見据えるならば、今が「仕込み時」と言えなくもないだろう。

 

『近世・相場歌留多』に曰く、

“気の向いた、時は吉日ためらうな

 考え込めば出る幕はなし ”

 

最後に、投資は自己責任でお願いします。

 

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