パチンコ機製造大手の(株)SANKYO(コード6417)が先週発表した2022年3月期 第3四半期決算と通期予想が凄い。昨年の第2四半期決算発表時と比べると大幅な上方修正である。
(今回の通期予想)
売上高:730億円 ⇒ 836億円 (14.5%増)
営業利益:89億円 ⇒ 205億円 (130.3%増)
経常利益:96億円 ⇒ 214億円 (122.9%増)
1株当り当期利益:107.87円 ⇒ 283.79円
年間配当予想:100円、増減無し(前期は150円)
この発表を受けて株価は上昇、9日に年初来高値の3,385円をつけた。その後は一時3,100円台に押していたが日経平均が下落した17,18日は逆行高となり、18日終値は前日比+45円の3,240円。
また18日終値での各種指標を見る限り、投資対象としては悪くはない。
PER:(連)11.51倍
PBR:(連)0.71倍
配当利回り:3.09%
以前述べたようにパチンコ人口の減少とホールの閉店が続いており、パチンコ・パチスロ業界は斜陽産業への道を歩んでいる。
しかしそうは言っても、まだまだコアなファンが多数存在しており、ホールの減少も業界全体で見れば不採算店舗及びホール各社の淘汰による健全化の一環と捉えることもできる。
たしかに新規投資には熟慮を要するであろうが、現状ではウクライナ情勢やNY市場の影響を受けない内需銘柄であるので、一考の余地は十分あると判断している。
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