賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

高校野球の夏、特定一般市民の夏

 

第104回全国高校野球選手権大会が昨日から開始された。純粋に高校野球を楽しむファンや地元出場校を応援する一般市民だけでなく、結構な数の賭人(ギャンブラー)と“特定一般市民”もまた、一喜一憂する夏の到来である。

 

そう言えば確か15年くらい前の夏、北九州市小倉駅近くの某喫茶店内で高校野球甲子園大会賭博のハンデ付けの現場を目撃したことがあった。

 

昼飯後に一服していたところ、横の席のおっさん3人組が何枚かのペーパーと睨めっこをしながら電卓を叩いて“議論”をしている。全員パンチパーマで腕先から刺青が覗いていたので、多分893さんが地上げの相談でもしているかと思いきや、会話から洩れてくる単語が「明○義塾」とか「東海大○○」とか。

 

当日は甲子園大会の組み合わせが発表された翌日だったので、おっさんたちの会話から察するに各第一試合のハンデ付けをしていたのだろう。また競馬と同じ手法で出場校を10~13程度の「枠」に入れ、「枠連」オッズも作っていたようだった。

 

思い返せば893だけでなく“特定一般市民”もヤバい話を喫茶店で普通に進めていたりしたのが当時の北九州だった。流石、名にし負う修羅の国」だけある。

 

その北九州を代表する指定暴力団があの「工藤会」。同業者のみならず堅気も容赦なく的に掛けてゆく最凶893がいつの間にか首都圏に巣くっていたとは。

 

FNNプライムオンライン 7月31日配信記事↓

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工藤会を知ってるか」 “最凶”暴力団 まさか首都圏進出? 22歳組員逮捕に警視庁・福岡県警まで動いた

(https://www.fnn.jp/articles/-/396457 )

男子大学生が、知人らに暴行され、現金や高級腕時計などを奪われた事件。仲間内の金銭トラブルかと思いきや、容疑者の1人が、あの「工藤会」を名乗ったことから、警視庁に加えて、福岡県警まで捜査に参入する事態となった。(以下略)

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おそらく北Q893の感覚からすれば、首都圏はまさに「カネが渦巻く楽園」といった処だろう。カモになるのは“特定一般市民”か、はたまた普通の一般市民か。

 

とにかく893屋さんとはお付き合い無用。当ブログの過去エントリーでも何度か述べたように、(実体験から)本当に何もいいことは無いから。

 

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