高野連が8月10日から予定されていた夏の甲子園大会(第102回全国選手権大会)の中止を決定。数多くの高校球児たちや高校野球ファンがガッカリしているのは既にご存じの通り。
しかしガッカリしているのは高校生やファンだけではない。筆者も含めた結構な数の賭人（ギャンブラー）と“特定一般市民”も、違う意味で落胆している筈だ。
夏の甲子園大会に関し相当数の“特定一般市民”が「何か」をやっているのは、知ってる人は知っている。
プロ野球と違って高校野球は出場校の力量差が大きいので、オッズ比もかなり大きな値が出やすい傾向がある。従って番狂わせの試合結果次第では競馬の大穴状態も出現し、それが魅力の一つでもある。
但し胴元（主催者）のリスクも高くなりがちなので、そこはハンデ付けの腕の見せどころとなるだろう。今年はそれも見られないので残念ではある。
ちなみに現金を賭けた「高校野球賭博」が違法行為なのは周知の通り。
〝単純賭博罪〟は刑法第185条、“常習賭博罪”は第186条に定められている。
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刑法第１８５条
賭博をした者は、５０万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
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ゴルフコンペの賞品が商品券や何かの「モノ」であることが多いように、賭け甲子園もズバリ現金でなければＯＫの筈である。同様に賭けマージャンも、例えば「図書カード」とか使っていれば別にどうという話でもない。
麻雀については、「パチンコ方式」にするという手もある。警察庁によればパチンコ・パチスロは賭博ではない由。ならば雀荘も「三店方式」を使えばいいだけ。
さすれば先日の“黒川＠賭けマージャン”も、「売る」奴が出る可能性を考えて少々頭を使っていれば良かったのだろう。もしくは「リアル脱衣麻雀」とか（おっさん同士で脱がせ合いが楽しいかどうかは別として）。
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