(蘋果日報より寸借)
香港で昨２４日、中共が強引に制定施行しようとしている
「港版國安法」(香港向け国家安全法 ＝ 実質は治安維持法)
に対する初の抗議デモが行われた。
デモは香港島の大繁華街である銅鑼灣(コーズウェイベイ)～灣仔(ワンチャイ)、金鐘(アドミラルティー)に至るメインストリートを中心に「発生」。
参加者総数は数千から１万人以上などメディアによって諸説あるが、それはデモが警察に簡単に鎮圧されないよう各所でゲリラ戦的に行われたからである。
（香港）蘋果日報5月25日配信動画記事↓
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萬人上街 再響逆權號角
無懼惡法反惡法
(https://hk.news.appledaily.com/local/20200525/HY24L7PIOUOHKZWRIFAFYZAYOI/ )
【本報訊】抗暴運動尚未成功，《國歌法》來勢洶洶，北京再強推「港版國安法」，要把香港僅有自由消滅殆盡，但港人拒絕坐以待斃，昨無懼惡法與警暴再上街。雖然網民發起的遊行因警方大範圍佈防未有出現，群眾改以游擊式行動抗衡，在銅鑼灣及灣仔一帶多次堵路，警方多次施放催淚彈、胡椒球彈及出動水炮車驅散，並拘捕最少180人。有堅持上街市民直言，國安法殺到，香港將迎來新一輪抗爭，但絕對不能放棄，因為「黑暗盡頭總會有光明」。（以下略）
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香港警察は群衆が集まり次第、例によって催涙弾を撃ちまくるという問答無用の鎮圧スタイルを踏襲。結果、１８０人以上が逮捕され、負傷者１０名が病院搬送された。
動画記事にあるように参加者の多くは「香港獨立、唯一出路」(香港独立が唯一の解決策だ)と唱えたり、「天滅中共」(天は中共を滅ぼすだろう)といったプラカードを掲げて行進していたが、もし「国家安全法」が香港で施行された場合、このような思想信条の表現の自由は否定され「国家転覆罪」で逮捕拘束されるのは目に見えている。
すでに米国や英連邦各国はこの現状に対して憂慮する声明を出しており、中共当局と小競り合いを始めている。また例の中共コロナウイルスに対する損害賠償請求が起きているのは皆様ご承知の通り。
対して我が国ではマスコミは報道するものの、与野党の政治家や有識者が誰もコメントすらしない。自由と民主主義が危ないというのに、あの検察騒動で騒いだ芸能人たちも誰一人反応せずという有様。
また台湾には反応する保守側の人士も香港に関しては沈黙する輩が多い。特に右翼団体の中には中共の外交部長（外相）王毅が駐日大使の時代、彼と誼を通じて骨抜きになった人士も少なからず存在する。
そしてＴＶではコロナ自粛解除でインバウンド中国人観光客の来日に期待している観光業や飲食店のインタビューを流したりしている。これだけ中共コロナウイルスに痛めつけられたのに、馬鹿か？としか思えない思考の持ち主が結構いるとは。
日本がこのまま香港の人々を見殺しにするのであれば、図に乗った中共によって次は台湾と共に沖縄や北海道、対馬、新潟、そして富士山周辺や関西、都内各所で愕然とする事態が起きるであろう。
国際公約を平気で踏みにじる中国共産党に阿る馬鹿が多数生息する日本、しかし私たちは絶対に香港の自治と自由、民主主義を見殺しにしてはならない。
（香港が危ない。2019年10月筆者撮影）
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