賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

ENEOS不祥事でも逆行高とは

 

22日の日経平均株価は前日比-764.06の25,221.41(-2.94%)だが、元会長のご乱行が暴露されたENEOSホールディングスは逆行高を演じている。昨日終値は前日比+1.8円の506.4円(+0.36%)。

 

ハレンチ案件という不祥事で壊滅的な下落を演じるかと思いきや、500円台を維持しているのだから株式の世界は不思議である。そしてENEOSの各種指標を見る限り、特に割高感は無い。

PER:(連)9.51倍

PBR:(連)0.52倍

1株配当(年間)22円

配当利回り:4.34%

 

例の事件は7月に発生している。そして直近3ヶ月の株価チャートと出来高、信用倍率の推移から見て、恐らく8月中旬には杉森前会長の不祥事が株価に織り込み済みだったのだろう。

 

これは筆者の推測だが、8月初旬の時点で大口機関投資家/団体には不祥事情報が出回っていたのではないだろうか? 知らぬは個人投資家ばかりなり…といったところか。ある意味「イカサマ賭博」のようなものである。

 

しかし以前から述べているように、公明正大に見えても賭博と名のつくものは常にイカサマの存在を疑うべきで、株式投資もその例外ではない。

 

負けてイカサマがどうこうと御託を並べるよりも、黙って利を取るのが勝負の世界の掟である。

 

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