賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

マカオに出現した「ロンドン」へ

 

8/1のエントリーでマカオの「エッフェル塔」について述べたので、折角だからその向かい側に出現した「ロンドン」をご紹介したい。

 

「ロンドン」と聞いて筆者が真っ先にイメージしてしまうのが、

 

「ロンドン、ロンドン、ロンドン、楽しいロンドン愉快なロンドン、ロンドン~ロンドン」

のフレーズのテレビCM。

 

これを生で知っているのはおそらく現在50歳台以上の人だろう。

(ご参考TouTube)

(https://www.youtube.com/watch?v=CndeoTzZgf0 )

(https://www.youtube.com/watch?v=6nnUM85dhNA )

 

筆者が社会人になった1980年代中盤は昭和テイスト色濃い「キャバレー」が凋落し始め、「キャバクラ」が出現し始めた頃だった。まだバブル景気夜明け前だったので東京本社にいると言っても若手社員には使える接待費枠が無く、銀座のクラブはおろか新宿や新橋のキャバレーにすら行ったことは無かった。

 

都内各地にまだ健在だったテレビCMのキャバレー「ロンドン」チェーン店に一度も行ったことは無かったが、今にして思えば昭和語りの絶好のネタになっただけに残念である。

 

おっと、その話じゃなかった。

 

先月に国際カジノ見本市「Global Gaming Expo(G2E)」で訪れたマカオのIR施設「The Venetian Macao(ベネチアン・マカオ)」

(以下、筆者撮影)

 

とその並びの「Four Seasons Hotel Macao(フォーシーズンズ ホテル マカオ)」、「The Parisian Macao(ザ・パリジャン マカオ)」

 

の向かいに2021年2月オープン(第1期)したのが、

「The Londoner Macao(ザ・ロンドナー・マカオ澳門倫敦人酒店)」。

(マカオ政府観光局HPより)

 

英国の首都ロンドンをテーマにしたIR(統合型リゾート)で、世界最大のカジノ運営会社、米国ラスベガス・サンズ社の子会社サンズ・チャイナがマカオで展開するIRのひとつ。

 

コロナ禍以前の2019年10月に訪れた時には未だ建設途中だったが

 

去る5月にグランドオープンして外観はロンドンの象徴の国会議事堂 (ウェストミンスター宮殿)を模した雰囲気になっている。

 

メインロビー「クリスタルパレス」の中央には、実物大のピカデリー・サーカス広場の噴水が。

 

構内には赤い電話ボックス、英国の香水ブランド「JO MALONE LONDON」などロンドン風情を醸し出すアイテムが所々に置かれている。

 

ホテル内のギフトショップに置いてあるグッズはイギリス直輸入のものばかり。

 

そのほか張りボテっぽい二階建てバスなどもあって結構楽しめる。

 

自民党女性局のフランス研修の一件以来「外遊」自体が問題視される風潮が出てきたが、前にも述べたように金がかかるとか税金ガー云々とかで批判されるのなら、旅費の安上がりな近場のマカオに行って「ロンドナー・マカオ」や「パリジャン マカオ」、「ベネチアン・マカオ」の大会議室・アリーナで研修会を開催すればいい(実際、コロナ禍前には既にかなりの日本企業が研修等を実施している)。

 

ロンドンの「ビッグ・ベン」はあるわ、パリの「1/2エッフェル塔」はあるわ、ベネチアの「運河とゴンドラ」はあるわと気分はヨーロッパ。うじゃうじゃいる中国人に興ざめかも知れないが、そこは「多文化共生」と割り切るしかないだろう。

 

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