中国共産党による独裁専制体制下で厳しい管理(言論統制)社会となっている中国。今度は対人ではなく生成系AIにまで言論統制を進めようとは、もはや絶句するしかない。
TBS NEWS 8月14日配信記事↓
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中国「政権転覆の内容禁止」 「生成AI」規則 あす15日施行
(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/662023?display=1 )
中国政府は「ChatGPT」のような、いわゆる生成AIについて、「政権転覆を図る内容を禁じる」とする管理規則を、あす施行します。
(中略)
さらに「国家政権転覆を先導し、社会主義を打倒し、国家安全に危害を加える内容を生成してはならない」と明記しています。(以下略)
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中華人民共和国に於ける「国家」「政権」とは「中国共産党」そのものを指す。つまり中国共産党および習近平国家主席体制への批判や疑義を許さない対象が人間だけでなく生成系AIにまで広がるという事である。
もし生成系AIが中共にとって拙い内容の回答や画像を出したならば、運営者を処罰するということなのだろう。
この中共の「AI言論統制実験」はある意味注目に値する。西側自由主義諸国ではAIが人類を滅ぼすのではないか云々と取り沙汰されているが、中共の実験が上手く行けば生成系AIは人間による統制が十分可能ということになるからだ。
しかしそれは同時に、全体主義にとってAIは人間を抑圧管理統制するために十分使えるツールであるという証明にもなる。
案外、欧米の各政権は中共と似たようなことを考えているのではないだろうか? 例えば“健全なAI管理”の名のもとに「LGBTへの批判禁止」とか「移民受け入れへの疑義の禁止」、「LGBT活動家やポリコレ活動家に関する情報を遮断」等々。
まぁ、AIを政権に都合よく管理統制しようという虫のいい話が通る筈はあるまいが…。
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