相場格言の中でも有名なもののひとつに、
というものがある。
株式などの相場が上昇局面にある場合、投資家心理としては少しでも安く仕入れたいと思いがちである。そして相場は往々にして一本調子の上昇とはならず一時的な下落があることから、そこを狙って買いを入れることを「押し目買い」という。
しかし世の中、そうそう上手くいくものではない。
安く買いたいと思う時に限って値が下がる局面が一向に現れず、チャンスを逃したまま価格が上昇してゆくのである。それが「押し目待ちに押し目無し」ということ。
先月のエントリー、
<金価格がついに1万円/g台に!>
(https://tafu1008.hatenablog.com/entry/2023/08/29/125706 )
その中で
「買い場としては地金価格が1万円/g台 → 9千円/g台に小反落する局面がある筈なので、取り敢えずその時期の価格帯が狙い目となるだろう」
と述べたものの、本日(9/19)、地金・貴金属製品の製造販売大手である田中貴金属工業(株)が公表している1g当たりの地金価格は過去最高値を更新。
税込小売価格: 10,153 円(+128 円)
税込買取価格: 10,038 円(+128 円)
10,000円/gを割るどころか完全な上昇気流に乗ってしまった。
(過去1ヶ月間の日次金価格推移、田中貴金属HPより引用)
まさに格言「押し目待ちに押し目無し」を地で行く展開で、大袈裟ではあるが汗顔の至りといった処。
金価格は当分の間急落することが無さそうなので、かねてより述べているように金地金そのものよりも金積立てや地金型金貨への投資を引き続きお薦めしたい。
(※) 投資は自己責任でお願いします。
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