賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

「山が動いた」か住友金属鉱山の続伸

 

 

昨3日の米NY市場の金先物相場(中心限月)は終値で1トロイオンス=2,315ドル、ロンドン市場も2,298.8と2,300台に迫る勢いである。そして本日(4/4)の田中貴金属発表・店頭小売価格は12,386円/グラム(前日比+88円)。

 

この流れを受けて、先に「銅」の需給関係と銅価格の上昇で急騰を始めた

住友金属鉱山東証PRM、コード5713)

ここの株価が動き出した。

 

先日も書いたように同社は「世界的資源メジャーを目指す」のが目標だが昨年から先月まで株価は4,000円台とパッとしなかった。しかし3/14以降急騰し4,300円台→前日終値は4,829円。

 

そして今日はいきなり5,000円で始まり午前9時台で5,190円の年初来高値を付け、終値は5,091円で前日比+262円(+5.43%)。

 

金(ゴールド)の国際価格が上昇を続けている中、金鉱株の本命である同社株が割安な株価で放置されて来たのは異常事態としか思えなかったものの、やっと日本の金鉱株の本命が動き出したのは喜ばしい。

 

住友グループの源流企業である同社は「住友山」「別子(べっし)」の別称で呼ばれている。これは元禄3年(1690年)に伊豫の別子山村(現・愛媛県新居浜市)で鉱脈が発見され翌年から採掘が開始された住友の別子銅山に由来している。

 

また昭和56年(1981年)に発見され同社の代名詞ともなっている鹿児島県伊佐市「菱刈(ひしかり)鉱山」は高品位の金を産出する日本最大の金鉱山である。

 

まさに「山が動いた」を地で行く急騰で、今後は昨年3月に付けた年初来高値5,515円奪回は勿論のこと一昨年の上場来高値6,625円越え、そして金・銅価格と需給状況にもよるが意外な高価格帯へと向かってもおかしくない。

 

今日4日はその初動初日かも知れない。黄金の国「ジパング」の復活ロマンに賭けてみるのも悪くはないだろう。

 

※投資は自己責任でお願いします。

 

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