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ウクライナ避難学生、Fラン大へ

 

ウクライナから避難してきた学生たちを福岡の大学が受け入れ、昨日(4/12)入学式とのニュース。元福岡県人の筆者がピンと来なかった大学名なので何処の大学かと思ったら、旧名・第一経済大学さんじゃないですか。

 

共同通信4月12日配信記事↓

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避難学生64人が入学式出席 福岡・日本経済大で1年間生活

(https://nordot.app/886441118517116928 )

日本経済大(福岡県太宰府市)は12日、同県筑紫野市で入学式を開き、ロシアによる侵攻を受け避難民となったウクライナ人学生64人も出席した。約1年間、大学が提供する寮で生活し、経営学や日本文化などを学ぶ予定。(以下略)

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12年前に「第一経済大学」から「日本経済大学」に名称変更とは知らなかった。昔から所謂“Fラン”みたいなもんだったが、最近の偏差値も「BF - 35.0」となっているから相変わらずなのだろう。

 

ここは過去に強烈なインパクトの事件を起こしている。1991年には定員の約12倍にあたる5,900人(!)を入学させていたことが発覚し文科省から是正勧告が出されたり、2007年には当時の理事長がセクハラ三昧の末に強制わいせつ罪で逮捕とか。名称変更もその信用回復の一端としてであろうか。

 

それはさておき、このたびのロシア侵攻で困っているウクライナ学生を受け入れる大学側の姿勢は素晴らしい・・・とは思うものの、やはり引っかかる処がある。

 

かねてよりこの大学は海外の留学生を大量に受け入れることで知られており、酷いときは新入生の9割が外国人でその内の99%が中国人留学生…などという年もあった。その実態は中国人が日本での就労目的のために利用する学校と言われても仕方ない。

 

そして学校側には国から外国人留学生に関する補助金が交付される。留学生斡旋のブローカー共々、それがビジネスモデル。ここに限らず経営に苦しむ学校法人にとって、「中国人留学生」は利益の源泉のようなものである。

 

ところがコロナ禍のために中国人留学生が消し飛んだ今、利益に結びつきそうな話があればダボハゼの如く喰らい付きたいと思うのは当然。そこに舞い込んできたのが、ウクライナからの避難学生という次第ではないだろうか。もちろん国からの補助金は出るであろう。

 

福岡に来たウクライナ学生に話を戻すと、1年間という短期間であればFラン大に集中せずとも九大、九工大は言うに及ばず、西南学院大や福大、せめて九産大か久留米大で受け入れ出来なかったのだろうか?

 

再来月に所用で福岡に行くので学校関係者に聞いてみよう。

 

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