対ロ戦争中のウクライナ最高指揮官たるゼレンスキー大統領が20日来日する。これを実現させた岸田首相の気合は称賛に値する。
SmartFLASH 5月19日配信記事↓
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バイデン&ゼレンスキー大統領を来日させた岸田首相の猛プレッシャー「これができなきゃ外務省はいらねえ」担当者は生きた心地せず
(https://smart-flash.jp/sociopolitics/235998/ )
(以下略)
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そして首相の猛プレッシャーを受けて頑張った外務省もいい仕事をした。そう、「やればできる」ではないか。
ゼレンスキー大統領訪日の意義については各メディアにて多くの識者が述べている通り、今更ここで記すまでもない。
ただ、核廃絶と平和を祈る象徴の「広島」にやって来たゼレンスキー大統領が何を述べるのかは判りきっている。ウクライナに平和をもたらすための、西側への武器供与等援助要請である。
イギリスの軍事評論家B.H.リデル=ハートの名言「平和を欲するなら、戦争を理解せよ」ではないが、闇雲に「平和、平和」と唱えたところで平和が実現されたためしはない。
同様に大方の日本人は「平和への祈り」を口にするが、平和を祈るだけで平和が来ればこんな楽なことは無い。しかし現実は領土を侵略されたままで「妥協」もしくは「諦める」のか、それとも盗られたものを奪還するために「徹底的に戦う」のか…二者択一しかない。
昨年2月のロシアによる侵略に対してキーウから一歩も退かず陣頭指揮を執っているゼレンスキー大統領とウクライナ国民の戦いが私たち現代日本人に示しているもの、それは
「一命を賭しても守るべき価値がある」
ということだ。
「戦争嫌でちゅ~、恐いでちゅ~」でお茶を濁してきた日本の『平和教育』の本拠地的な広島、そこで「平和の実現」のためにどうすればよいのかを真に問われているのは、来日各国首脳ではなく日本人そのものではないだろうか?
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