賭狂がゆく

港澳(香港、マカオ)往来28年、人生如賭博

水原通訳の違法賭博・借財事件に思う

 

既に皆様ご承知のとおり米ドジャース球団で大谷翔平選手の通訳だった水原一平氏(39)が解雇され、氏の違法賭博関与と借金問題が明らかになった。

 

日本以外の各国では合法カジノが存在し、また各種スポーツ競技は勿論のこと果ては政治経済にまで及ぶ世の中の様々な事象を賭博の対象とするブックメーカーが存在している。

 

特に近年ではオンラインカジノ・各種ベッティング市場の興隆が著しく、例えばアメリカではその市場規模が日本円にしておよそ1兆7000億円とも言われている。旅費と時間を費やしてラスベガスなどのリアルなカジノに行かなくても気軽に博奕が出来るので利用者は増加傾向にある。

 

もっとも合法ブックメーカーは客のリアルな資金力の範囲内での営業が認められているのであって、「信用」でカネを貸して博奕をさせる、つまり「売掛金営業」のスタイルは違法である。しかし本邦におけるホストクラブの売掛金営業問題と同様に、ギャンブル依存症の人間にとってはレバレッジ利用で賭博が続けられるのなら絶対に止められない筈だ。

 

但しホストクラブの場合は客の女をソープに沈めるか立ちんぼ又は美人局で稼がせるかという手段でカネを回収できるから売掛金営業が成り立っている。しかし違法ブックメーカーはそれが難しいので必然的に顧客はカネのある筈の有名人が多くなる。水原氏は自らギャンブル依存症だと認めたが業者側も大谷選手と繋がっている水原氏の「信用」があるからこそ、売掛金営業を続けたのだろう。

 

本件は違法業者の各種スポーツ賭博に嵌った水原氏が返済のために大谷選手の金をなんらかの理由もしくは手段によって使った、もしくは水原氏以外の人間が大谷選手の口座から違法業者の口座へ送金したという話である。

 

おそらく水原氏や大谷選手が出てきたことに一番驚き困惑しているのは捜査当局であろう。捜査目的はあくまでも違法業者の摘発だった筈で、今や世界的ヒーローの大谷選手のカネが出てきたため関係者一同が「落としどころ」を探しているようである。

 

筆者が一賭人として思うのは、株式投資や不動産取引にレバレッジを利かせるならまだしもスポーツ賭博という他人任せの賭博によくまあカネを借りてまでのめり込めるな…という点だ。

 

この水原氏に比べれば、どこぞの“逆神”こと某岐阜氏の方がはるかにまともではなかろうか。

氏曰く、↓

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