現在進行形で侵略を行なっているロシア、またかつて支配したこともない地域を侵略すると公言している中共が安全保障理事会の常任理事国を務めている今のUN(日本名称:「国際連合」)はもはや存在価値があって無いようなものである。
そうは言っても複数の国際的案件に関しては、関係する諸国が話し合いの場を持つことが重要である。アフガニスタンを実効支配しているイスラム原理主義組織タリバンを出席させることもその線に沿った所以であろう。
時事通信7月1日配信記事↓
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アフガン情勢巡り国連主催会議 ドーハで、タリバン初出席
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2024063000286&g=int )
【ニューデリー時事】カタールの首都ドーハで30日、アフガニスタン情勢を話し合う国連主催の会議が2日間の日程で始まり、同国の実権を握るイスラム主義組織タリバン暫定政権の代表団が初めて出席した。(以下略)
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他メディアの報道によれば出席したタリバンの報道官は制裁や在外資産凍結の解除を求めた由。彼らが口にする「制裁解除」とは「支援しろ」という次のアクションに繋がっているので、拙速に事を運ぶべきではなかろう。
ところで本件から改めて考えるに、タリバンがUN主催会議に出席できるのに何で70数年以上も東アジアの台湾を実効支配している「中華民国」がWHOにすら出席を拒まれているのか?
無論中共の横暴によるためであることは周知の事実ではあるが、これ以上露骨な侵略を予防するためにも国際社会が一致して台湾の国際的会合およびUN各種会合への参加を後押しし、中共を牽制すべきではないだろうか。
しかし人権無視どころかそもそも人権など存在しないに等しい中国がUNの「人権理事会」理事国になっているくらいだから、いつの間にかタリバンが国連人権委員会や国連女性機関のメンバーになっていた・・・という悪い冗談が実現する可能性の方が台湾の国際会議参加可能性よりも高そうだ。
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